川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

再会・ゴーシュ

ochamatsuri2009-04-18

 と言うことで、無事、ご近所での語り芝居『セロ弾きのゴーシュ』が終わりました。


 朝、ドキドキと会場入り。
 施設の受付にはゴーシュの絵本。そんな心遣いが嬉しい。スタッフの皆さんが、楽しみにしてます〜とニコニコして下さるのが嬉しい。

 ぼちぼちと、お客様がやってくる。ご近所の、と言うか同じマンションの方は、いらしてるかしら?あ、いらっしゃった。ドキドキ。実は、「これ私なんです」とはお知らせしていなかったのだ。その方がここには毎週来ていらっしゃって、コンサートはいつも楽しみにしていらっしゃるのも知っていたから。ちょっとびっくり、と言うのもいいかな、と。
 そうこうするうちに、時間。館長さんからのご紹介で、西川さんとともに入場。「ど〜も〜」と、漫才風に、出たりはしませんよ。稽古ではそんなことして遊んでましたが・・・

 なんとも、お客様が近いわぁ。よく見えるし。

 ここに居る人は、誰も、役者川島むーなど知らない。近所の施設で何かやっていて、無料だし、なんとなく行ってみようかしら、と言うお客様。つかみ損なったら目も当てられない。そう言う意味では、とても怖い客席。
 で、結果。ニコニコうなずきながら見て下さる人。あ、寝ちゃったのかしらと思ったら、ニヤリと笑って下さる人。幼い女の子(後で聞いたら3歳でした)は、最初から最後まで、じっと見ていてくれた(後から、飴をもらっちゃった)。
 終演後「カッコウが見えたわ」「病気が治っちゃうわよ」と嬉しいお言葉。「是非、またやってちょうだい。今度はお友達を誘ってくるから」と言ってくださる方も。同じマンションの方は「あなただったの〜」と手を握ってくださる。この施設で稽古をしている楽器の方(で、ボランティアスタッフさんでもあった)は、「どこかでやるなら、チケット買うよ。」「こっちでやらないの」。
 あ〜、もう、嬉しくて。ささやかだけれど、大きな一歩。
 やっていて、自分でも思ってもいなかったものが出てきたのも嬉しい事。カッコウ鳥は想定外の動きをするし、ネズミは今までに無い反応の仕方をするし・・・今までの公演より、それぞれのキャラクターの心が、よりクリアになった。
 2年ぶりのゴーシュは、懐かしくもあり、新しくもあったのでした。良い機会をいただき、ありがとうございました。


 帰りに、お花をいただきました。ご近所のお庭で取れたて。うふふ。
 ・・・花を活けるセンスが欲しいです・・・


 
 4/18(土)横浜市戸塚区 倉田コミュニティハウス 多目的ホール
 開場:午後1時半 開演:午後2時 参加費:無料
 地図 http://www.hirakukaicp.or.jp/info/img/map_kurata_com.gif
    
 施設のコミュニティハウス通信4月号に案内が…。名前が、川島むーじゃないのは、ちょっとした連絡の行き違いですな。http://www.hirakukaicp.or.jp/comuhouse/index.html