川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

悪筆

 高校時代、「貸して」と頼まれて貸したノートを「読まれへんからいいわ」と突き返されました。
 高校非常勤講師時代、最初のテストを前にして、生徒から「先生、テストって、ワープロやんな。先生の字と違うやんな」と確認されました。
 そ、それくらいの悪筆です。
 それなのに、ああそれなのに、ほんの短い時間ですが、舞台上でその悪筆を晒します。稽古を録画したものを見て、悶絶。
 以前このネタをやった時は、初代楽士の西川ちゃんに書いてもらったのだが、今回は、ね。自分でやるしかない。しかも、前回からやり方を変えた事で、書くものが増えたし……東京・大阪と公演回数が多いから、枚数もいるし……
 久しぶりに、お習字セットを出しましたよ。さすがに、ここは、墨汁に頼りましたが。
 下手くそでも、筆を持っていると楽しくなるのも事実。私の場合、このセットは、字ではなく絵を描く用。20代の頃に俳画を習いに行ってた名残り。
 だから、今も、年賀状に添える絵は自分で描く。さすがに一枚一枚とはいかず、描いたものをパソコンに取り込んで印刷だけれど。
 ってことで、公演が終わったら、申を描くのだな。清々しい気持ちで描けるよう、今は、公演に向かって。
 あ〜、それにしても、ひどい字だ。