UPJ5で村田長老からも呼びかけがあった、路上ポエトリースラムに参戦。
略して路ポス。ツイッターも出来てます。
路上ポエトリースラムTOKYO (@PoetsOntheRoads) | Twitter
UPJ5翌日で、さすがに、疲れてました。そりゃ、一日座って言葉まみれだった訳で……。
ゆる〜っと過ごして、午後、原宿に向かう。
夕方の神宮橋に三々五々集まる人々。最終的に11人が参戦。 代々木公園の方へ場所を移し、開戦。マイクなし、音源なし、生身生の声での路上スラム。トーナメント戦。
私は初戦が、来月のポエトリースラムジャパン全国大会出場の道山れいんさんと。前回ファイナリスト対今回ファイナリストってカードですな。
書き上げたばかりの女の人生を詠んだ「人生双六」。ここしばらく転がしていたのだが、締め方が決まらず悩んでいた作品。UPJのさなか、誰の言葉に触発されたんだっけな。これだ!と言う言葉が見つかって、大急ぎで書き上げたもの。
どうなるかと思ったが、まずは初戦突破。
2戦目は、はや準決勝。対戦相手は、こう言うの初めてですと言う菅谷さん。こう言う人の素直な言葉と語りは、ある意味、一番怖いのですよ。
女の人生繋がり「かぐや」で勝利。
決勝は、ソニックナース、長老村田、私の3人で。
優しく締める「似ているもの」で勝負をかける。結果、ソニックナースと私が同点。決定戦へ。
しばし、作品選択の時間を与えられ、ラップまじりの「秘密基地」を持って立つ。
結果、優勝!
拍手〜!
いや、まぁ、それで何かある訳ではなく、ラフに集まりゆるく楽しむ路上スラムですよ。
なぜか、それぞれの作品にどこか繋がりがあったりして、ドキドキいたしました。
終わった後も、持ってきたお菓子をつまみつつ、路上での語り合う人々。
路上、楽しかった〜。身一つで言葉を発する楽しさ。
何より、通りすがりに足を止めて聴いてくれた人がいたのが嬉しかったのでした。……かつて、戸塚の野外ステージに呼ばれた時の寒々しい客席に向かって玉砕した痛い記憶が、ようやっと癒される……
終わって晩ご飯。昨日の打上に続いて中華だわ。
竹下通り入口付近のお店。
この近くには、かつてJET ROBOTがあり、千賀ゆう子企画の稽古にはこの通りを抜けて……だから、私にとって原宿はこっち側。
昨日に続いて、詩のこと、イベントのこと、あれこれ喋るのが楽しい。それぞれの、言葉への思い。ああ、いいな。
そっかぁ、と思う。
この数日間の東京滞在で何が楽しいって、この時間だわ。学童仲間との子供たちについての語り合い、こいとんとの子供のことや表現教育についてのお喋り、30分程だったけれど楽園王繋がりの皆が飲んで食べて語り合う場、詩やライブに関わる人たちと語り合い。
まだ大阪で、そう言う機会をあまり得られていないから、語り合ってなにか響き合う感覚が感じにくいから、ちとしんどいのだな。呼吸が浅くなっているのは、そう言うこと。
だからと言って、東京は良かったなどと振り返っていても仕方が無い。私は私の場所で、地に足をつけてやっていく。離れていても、会えばこうやって刺激し合える人が、あっちこっちにいる。それは私の宝、私の力の源。