芝居を作る
公演中止と決まった日、その知らせからの流れで、その上で、前日の稽古からのチェックを受けるこの座組のみんなが、好きだなぁ。やっぱりやりたかったなぁと思ったのでした。
役者だけで約20人、所属からなにからが違うわけで、スタッフさんも含めて同じ顔触れでもう一度と言うのを望むのは無茶な話。二度とない時間。
今回の、この思いを糧に、次へ。詩にするには、今はまだ、ストレートにそのままになってしまいそうだな。どんな風にネタに昇華してやろうか。そこは、貪欲に考えよう。
役を作る
マスクのストックがもうすぐなくなる。
という事で、公演前に3度ばかり、近所のドラッグストアに並んだ。
開店時間の少し前に列に加わる。やがて開店。先頭の何人かが箱のを手に入れ、次は数枚入った袋、これがなくなったあたりから、濡れマスクを取るか消毒グッズを取るかみたいな流れ(いずれか1点のみの制限がついてる)。
実は、これ、自分の役を考えるためでもありました。並ぶ時の心、並んでる人達の表情、マスクを手にいれた人の顔、その人達が並んでる人達に目を向けたときの表情、マスクを手にしたときの自分の心、自分よりあとの人を振り返ったときの心。
最後の演出からのチェックでいいねを貰った顔は、その成果かな。