日帰り帰省の車中で、ひとつ出来上がったな。ここしばらく考えてたイメージとフレーズ。うまくまとまらないと悩んでいたが、なんのことはない、思っていたフレーズを、あとにすれば良かったんだ。
思い付いたタイトルは、そこに含まれている用語を調べてみたら、あ、その意味もあるのか。ダブルミーニング。びっくり。このタイトルで間違ってないってことだな。
来週のライブでお披露目。
さて、昨日は「声を出して読んでみる会」。オンラインに移行したことで、遠方の方や、在宅勤務中の方、子育て中の方が参加してくださるのは、面白いな。
私もリモートでの進行にすっかり慣れ……ている訳もなく、どうにも時間配分が難しい。リアルでやる時より、時間がかかる。毎回、詩を読む。それから物語などを読むと言う流れにしているのだけれど、昨日は詩だけで終わってしまった。
8月の詩として選んだのは新川和江さんの「かがやく海」と「あつい晩夏」。子供の詩と、老いた母の詩。一人の詩人のタイプの違うものを味わう。読み手によって受け止め方も読み方も違う。それが面白い。ああ、なるほど、と思うことも多くて。
私は、詩は私だと思っている。究極の一人称。これは、私の詩だ、と思える一遍との出会いを大事にしたい。
多分、朗読教室と銘打ってはいるが、やっぱり「読んでみる会」なのだ。声を出すことで言葉の面白さを味わう。そんな時間。
朗読も芝居も、対象への興味、対象を面白がることが大事。面白いと思えば理解はさらに深くなる。つまりは遊ぶということ。そんな時間。
いやしかし、時間配分……。う~ん、まだまだ手探りなオンライン教室。
ということで、次回は8月27日(木)。そして9月も、オンラインで継続しようと思います。