川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

旅に行きたし

『旅屋おかえり』がドラマ化されてる。お、脚本は長田育恵さんかぁ。
 愛媛・高知編を見てたら、無性に戸塚の愛媛屋さんを思い出す。横浜は戸塚暮らしの最後の一年を彩ってくれたお店。居心地が良くて、学童仲間さんともお邪魔して楽しく過ごした場所。送別会もここでしてもらった。私が大阪に戻った後、閉店⇒移転。移転先のお店にはまだ行ってないから、どんな風になってるのか、気になるんだよなぁ。

 コロナが落ち着いたら、行ったことのない場所への旅もしたいけど、東国暮らしでお世話になった場所へも行きたいよなぁ。

 さて、1月も間もなく終わる。
 先日の朗読教室「声を出して読んでみる会」@zoomでは「岩手軽便鉄道の一月」をテキストに。
 あのひとマスに4文字の鏡鏡鏡鏡をどうイメージするか、どう声に出すか。
 で、今更のように「ああ、これは縦書きの詩だ」と思いました。横書きにすると、この詩の魅力は半減する。縦書きだからこそ、その文字列の一つ一つが、冬景色の中にすっくと立つ樹々を想起させる。そんな詩なんだよなぁ、と。
 軽便鉄道の窓から樹々に向かって「よお」と声を掛け、列車と一体になって走っていく賢治さんの姿を思い浮かべるのでした。
 うん、岩手にももう一度行きたい。花巻もまだ行ってないところがあるし、盛岡も行きたいし、会いたい人もいるし。