閉幕直前に滑り込んだ岡本太郎展あれこれ。
猫とトらやん
以前出演した阪大博物館の森本薫研究公演の稽古場所が、お隣の阪大中之島センター。あの頃はまだ空き地で「美術館建設予定地」の看板が立ってたなぁ。
まずは、ヤノベケンジさんのシップスキャットとご対面。ジャイアント・トらやんはお久しぶり。


ヘルメットの耳に耳が入ってないよ、と猫好き友人よりつっこみ(笑)


ピックアップ・その1
思い返すと、けっこう、追っかけてるな、岡本太郎と太陽の塔。青山のアトリエも川崎の美術館も行ってる。明日の神話ももちろん観に行ってる。大学卒業して最初の非常勤講師勤務先が万博公園近く、3年間(+バイト)働いたみんぱくは、もちろん太陽の塔の足元。
あ、「詩のボクシング」全国大会に出たとき、一回戦落ちだったけど、私への1票を入れてくれたのが岡本敏子さんだったのは、今も大事な思い出。
てことで、中之島美術館に入館して会場に入るまでにすでに浮足立ってました。
撮影オッケーの会場。でも、撮ることに夢中にならないようにと自戒しながら。でも、結構撮ってた。




坐ることを拒否する椅子は、なぜか座りたくなる。


千手、私はこれ、骨盤に見えるのです。


好き、と思ったら「河童」だった。水差し男爵はお家に欲しいです。


太陽の塔と……
ピックアップ・その2
なぜ、こんなにこの人に惹きつけられるのだろうと考えながら。
民族学の影響、縄文土器や祭り、賑やかで孤独、饒舌で無口、未来と過去を見つめる目。


「予感」の右側の樹、私には紅白梅図の紅梅っぽく見えたんだなぁ。
金属っぽく見えたけど、「これFRPやで」とキャプションチェックしているのは相方。さすがです。
たまらん、やっぱり好き。
懐かしい。おデート時代の思い出の場所でもある。お店の人が撮ってくれた2ショットポラロイド写真は、色あせてるけど今も、お店のロゴ入り紙製のフォトスタンドに入ってます。


人が居なかったら踊ってるな、これは。「踊りたい。すっごい踊りたい」と自分の中の衝動を口に出して、なだめる。


調査の結果、自分の作品に上描き、描き直していたらしい。え?それって、出版した本に赤入れしてる宮沢賢治を思い起こさせるんですけど。


温かな作品。墓碑でもある。
2ショット集






まんまとNHKに乗せられた気もする。
興奮しまくりで、色々クールダウンが必要……って、このあとに桑原滝弥さんの出版記念ライブだったんだから、もう、全然クールダウン出来ない一日でした。