大吉原展
友人が早出なので、一緒に出発。
上野へ。早いからロッカー空きまくりでラッキー。
公園で墨絵のパンを食べてまったり……って、ちと暑くなってきた。ケイコちゃんがすすめてくれた古民家カフェが満席だったので、上島珈琲店へ。
目当ての大吉原展@藝大美術館は10時から。明日で閉幕だから、早めに並んだ方がいいわね……って、30分前に行ったらすでに50人以上。焦る焦る。
列はどんどん伸びる。幸い、入場制限はされずに中へ。でも、多分あのあと制限かかったんだろうな。込み具合がほどほどをキープしてたから。
宇野亞喜良展に続いて、こちらもかなりのボリューム。第1第2会場で吉原の歴史的なことを見たうえで、3階の第3第4会場では吉原の日々。
負の側面を踏まえた上での展示ではあったのだと思う。それが強調されていないことを不満に思う人もいるみたいだけれど、それを前面に出すことだけがやりかたではないと思う。
展示は絵画が中心。実際の道具類ももう少し見たかったな、とは思う。ジオラマ(人形は寿三郎さん)は見事。
三囲神社詣は大門から出られる日。帯を後ろで結び、着付けも町屋風にして出掛ける、と言う解説に、遊女たちのその心を想像すると、華やいだ絵なのに胸が苦しくなったのでした。
結局、観覧だけで4時間かかりました。多分、キャプションが丁寧だったから。
藝大アートプラザで若い人の作品も見て、ほんとはこれで帰るつもりだったのだけど、上野に来て知ったのですよ。国際子ども図書館の「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」。これ、行かねば。
そうか、宮沢賢治の「図書館幻想」ってここなのか。
なぜ、鈴木三重吉は「赤い鳥」に宮沢賢治作品を採用しなかったのかなってことは、時々考えている。
レトロ建築が面白く、さらに、
「え?八雲の記念碑があるの?」
松江、出雲へ行くのですよ。松江の目的は八雲記念館なのですよ。これ、絶対、呼ばれた。
てことで、ようやく全行程終了。東京へ。新幹線に乗って、帰阪。
振り返って、たいがいな旅の仕方をしておるな、と思うのでした。
おまけ1(5/18)
弾丸旅行、おまけ。
上野公園ではもうひとつ。トイレ。
前に来た時に外から見て、排泄をあらわすデザインを面白いなぁと思ってたけど。中もこうなってましたか。く~、男性トイレの中も見てみたいわ。
おまけ2(5/19)
弾丸旅行おまけ、もういっちょ。
崎陽軒のシウマイを買って帰りました。
横浜の崎陽軒も、大阪の551も、好き。
横浜在住時は、大阪に向かう新幹線で崎陽軒のシウマイ弁当を食べ、大阪から横浜に戻る時は551の豚まん、焼売、甘酢肉団子を買うって感じでした。
そして、旅は続く……
18日(土)夜に大阪に戻り、19日(日)は洗濯やらなんやら、で、20日(月)からまた、旅なのです。今度は相方と。松江・出雲へ。スケジュールがおかしいよな。