川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

八景島へ

ochamatsuri2008-08-02

 初めての八景島
 シーパラダイスと言うのがあるのね。で、夏は花火シンフォニアと言う花火イベントをやっていて、その観覧席券の付いたトワイライトパスと言うものがあり、相方の会社で安く買えたのだな。せっかく近くに住んでいるのだから、この機会に行ってみようとお出掛け。
 
 初めて乗る、シーサイドライン。いわゆる、新交通システム無人で走る電車。乗り込んだときに、何か他とは違う雰囲気を感じる。・・・うむむ、カーテンだ。しかも、白のレースだ。汚れが目立つし、普通は避けるだろうに。座席シートの抑えた赤とで、何だか、一昔前の応接間っぽい。それが狙い?こじんまりしてるし、何だか、ほのぼのしたムードになりますなぁ。

 八景島駅で降りると、潮の香り。人工的なイメージがあったのだが、向こうには砂浜の海水浴場。海だ〜!と言う気分になる。
 とは言え、シーパラダイスに入ってしまえば、やはり人工的なエリアなわけだが。

 さて、まずはどこへ行こうか?と言うことで、ふれあいラグーンと言うエリアへ。
 鯨類を間近で見ることができるエリア。場合によっては触れることも出来る。なので、入場したらまずは手洗い。係の人によると、同じプールにいるバンドウイルカの方が人気らしい。いわゆるイルカさん。しかし、私はこっちがいいなぁ。コビレゴンドウ。バンドウやシロイルカに人が集まっている間も、ゴンドウプール前に居座る私でありました。

 さて、お次は、シーパラダイスタワー。360度パノラマ展望台。高さ90mの塔を、円形の展望室が360度ゆっくり回転しながら上って降りてくる。いいな〜、ゆったり。高所恐怖症の私には、観覧車より良いぞ。

 花火までは、まだ時間がある。アクアミュージアムへ。一日に何度か行われているショータイムの最終回、夜バージョン。この手のを見るのは久しぶりだ。客席は一杯だったので、サイドの通路から見る。客席から見えにくい所も見えたりして、ちょっとお得気分。
 何と言うか、司会の人、トレーナーさん、そしてイルカ達のチームプレーに見入ってしまう。イルカと人の混成チームが、プロの仕事をしているのを見せてもらった。そんなショータイムだったのでありました。
 
 と、そんなショーのさなか、海の向こうから花火の音。あれ?まだだよね?振り返ると遠くに花火。横須賀の花火大会が見えていたのだ。なるほど、ダブルで楽しめる日だったのか。
 観覧席に座ってのシーパラの花火ショーは15分ほど。まぁ、アトラクションのひとつ、ですわな。ここで情緒を求めてはいかんのだろう。それなりに楽しむ。

 まだ時間があるので再びアクアミュージアムへ。展示水槽を見に行く。
 北極熊が2頭。一頭が泳ぎ好きなのか、ず〜っと泳いでいる。「かわい〜!」と言う歓声。か、可愛い?う〜ん、その表現が適切かどうかは判らないけど、心がぐぐっと動かされるのは確か。ムクムクとした大きな身体が水の中で泳ぐ姿は、あぁ、こういう生き物がこの世界には確かに生きているのだなぁとため息が出る。
 大きくて、しなやかで、力強くて、愛おしくなる。そんな、何だか、自分の小さな身体だけでは捉えきれない気持ちを表す言葉が、あとで文章で書くならともかく、その場で歓声として出そうとすると、とりあえず「かわい〜」としかならないってこともあるのかなぁ。水槽の前を熊に合わせて走る子供や、口をあけて、笑顔で見入っている大人の姿に、そんなことを思う。
 隣はペンギン水槽。地上でのよっこらよっこら歩く姿と水中での飛ぶような姿のギャップが好きなのだが、あ、こういう姿もあるのね。水面で、ポチャポチャ。これも、水中での姿とのギャップがありすぎですよ。 

 写真はコビレゴンドウ、お食事中。