川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

公演日記5/14・15

ochamatsuri2009-05-18


 公演中もここには書き込んでいたのだが、ちょっと落ち着いたところで改めて、まとめ日記でございます。

 5/14(木)、大阪入り。さすがにバスではきついので、新幹線。新大阪で在来線に乗り換えて大阪に向かう。途中、淀川を渡る。
 車窓の風景に思わず声をあげる。草原。河原で風になびく一面の草原。あぁ、そうだ。『土神と狐』の5月の一本木の野原。あれは、もっともっと一面の野原だけれど。その中にポツンと立つ美しき樺の木。草原の中で見え隠れする狐の尻尾。うむむ、川を渡ったところのお寺の眼(あの路線に乗った事のある人は、判るかな)は、土神を思わせる。
 と、公演前で上がったテンションは、勝手に盛り上がっていくのであった。

 大阪に着き、お客様にお配りするためのお茶飴やらティーバッグやらを買い込み実家へ。呆れつつも迎えてくれる親の存在はありがたい。
「観に行けるかどうかは判らないけど、一応チラシを。」と言う母。西川さんの「母上は見に来はらへんのですか?」と言う言葉を伝えると、いつのまにか「観に行くと思うけど。」に変わっておりました(笑)。

 5/15(金)、直前まで、やることは稽古しかない。イタリアに行ってしまった姉の部屋は防音仕様。これ幸いと使わせてもらう。『永訣の朝』のイントネーション確認。『シグナルとシグナレス』の小道具の出し入れ確認。トーク部分の時間確認。やはり、長い。あ〜、ここの部分は削ろう。涙のカットを入れる。『土神と狐』は芝居抜きでの読み直し。あっという間に一日が過ぎていく。
 仕事が終わり新幹線に飛び乗った相方も到着。小屋入りのための荷造りに奮闘。時々思い出したように「お客さんが来なかったらどうしよう。」「怖いよぉ。」「あ〜、なんでこんなこと始めたんやろ。」とジタバタする。
「じゃあ、やめる?」by相方。
 だ〜!辞める訳無いやん!