川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

殺生石

 小学校は夏休み。普段は午後からの学童保育は朝からとなり、大わらわ。
 映画鑑賞の日があったり、プールへの付き添いがあって、数年ぶりに水着を買ったり。

 で、我が家の夏休みは?

 例年、福井と大阪に里帰りをして居るわけで、そのつもりで休みを取ったりしているのですが・・・結局、今年は帰らない事になりました。

 相方の仕事、体調(ん〜、去年の私と似た様な・・・そんな所は仲良しでなくていいのに)のからみで、遠方への帰省が厳しいなぁと。猛暑の中での長距離移動は大変です。

 と言うことで、こちらで過ごす、初めての、夏。


 写真美術館に、映画『100000年後の安全』を見に行きました。


 いったい、どうしたらいいのだろう。たとえ今、原発を止める方向に動いたとしても、当面、廃棄物は出続ける。それは、無くなる事は無い。日本のどこに、オンカロを作る場所があると言うのだ。これは、原発を安全に運用出来る出来ないとは別の問題。
 一方で、インドや中国、これからどんどんエネルギーが必要となる国々はどうするのかと言う問題。
 映画でインタビューを受ける人たちは、名前と共にサインが出ている。そして、問題点も認識していて、時に言葉に詰まり、悩みながら答えている。
 100000年後よりも、300年後とか500年後あたりが心配になる、と言うのは相方との共通見解。
 ラストシーンを見ながら浮かんだ言葉は、

 「殺生石

 玄翁和尚はいない。コスモクリーナーも無い。どうすればいい。