川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

一人11役・・・

 シス・カンパニー公演「ベッジ・パードン」を観に行ってきた。

 作・演出、三谷幸喜。主演は野村萬斎深津絵里

 あぁ、でも、私のポイントはそこではなく・・・

 浅野和之さ〜ん!

 チケット取って無かったから(公演やってると、こう言うところ、ウッカリさんになります)諦めていたのだが・・・某新聞で、浅野さんの役どころを読んで、「行きたい!」と盛り上がり、金曜日に電話で当日券整理番号を確保。で、取れたのは立見券。でも、上手のなかなか良い位置。むふふ。

 ロンドン留学中の夏目金之助漱石)の物語。

 浅野さんは・・・一人11役。

 もう、それは、ずるいでしょう。職人技です。

 深津さんがやるパントマイム的動きは、絶対、浅野さんが教えてるよなぁ。

 劇場では、小劇場80年代のポスターが掲示されていて、ちょっと、うわぁ。私が芝居の世界に足を踏み入れたのが80年代の終わり。だから、ポスター自体は知らないものも多いのだけれど、作品自体は、当時話題になったり戯曲を読んだりしていたものだから、もう、テンション上がる上がる(笑)。

 3時間の立見はいささかしんどかったけれど、楽しい一日となりました。