川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

天空の城

 金森長近と言う戦国武将がいました。
 飛騨の高山城を作り、その城下町を作った人。つまり、飛騨の小京都を作った人。で、この人がその前に所領として与えられ、作ったのが福井県大野城とその城下町。おそらく、高山城下の町作りのテストパターンになったと思われる、越前の小京都。
 相方の実家は、そんな、福井県大野市
 二人で、お土産物を買いに出掛けました。

 ……なんだ?

 やたらと人が居る。駐車場は車があふれている。食べ物屋さんもお昼時で、どこもいっぱい。まぁ、そもそもお店がそんなに多くないのだが。かなり歯抜けにもなって、いささかさびれている印象だった城下町の通り行きかう人の姿。ぽつぽつとだが、若い人がやっているらしき、こじゃれた感じのお店もあったりする。
 これって、やっぱり、あれのせい?天空の城ブーム。
 竹田城跡だけじゃないんだぞ、とメディアなどに売り出しているのは知っていたが、その成果が上がっているって事かしら。
 目当ての越前そばのお店は、かなりの列。ソースかつ丼も醤油カツ丼も、無理そう。若い人がやっているらしきパン屋さんがイートイン可能だったので、そこに腰を落ち着けました。


 お店の前には、なぜか輝くガンダム。店内では「魔女の宅急便」のDVD。店主の世代が察せられると言うもの。店頭のゴルファー人形もキュートでした。


で、まぁ、朝霧の中のお城を、そう都合よく見られるわけでは無く、この時期の、こんもり緑の中の大野城です。



 足元にも、お城がありました。


 ゴージャスな鯉幟も、城下町っぽい?