川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ぐったり夏

お疲れ

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  あまりの暑さでぐったり。……と見えてしまうのよね、この季節は。

中の人

 ひらパーでの着ぐるみ死亡事故。この暑さの中、20分はキツいよ。空調効いてるビッグサイトの中で、激しい動きがなくても、15分過ぎたら滝汗。20分過ぎたらそろそろ引っ込むことを考えてたよ。
 お客様に楽しんでもらうための練習で、頑張りすぎたのか。中の人の顔色は見えない訳で。「大丈夫?」「あと、もう少しがんばってもらえる?」と聞かれたらがんばってしまうのが、想像出来る。早め早めに無理にでも、止める人が必要だよ。

声のこと

 5年前、声帯結節で突然声が出なくなった。本当に、実感としての予兆は無く、ある朝目が覚めると、声が全く出なかった。あの恐怖、目の前が真っ暗になったことは今でもまざまざと思い出す。
 とにかく、無言の行以外に手立ては無し。読書もテレビも声帯を刺激するので控えめにって、なにして過ごせばええんや~と言う日々。携帯での筆談。復帰のめども立たない中で休ませてくれた学童にはほんとに感謝(一番忙しい時期だもんなぁ)。
 旦那との久しぶりののんびり旅を計画していた時期でもあり、予定通りに出掛けた伊香保旅行。喋れないのが、ほんと切なかった。
 1週間で少し声が戻って来たんだったかな?それでもしばらくはびくびくしていた。
 改めて行った音声外来の先生は、芸術家のくすり箱にも参加されたことのある方で、役者のバイト事情もよく判ってらっしゃる。その上でのアドバイスもいただいて。

 でも仰ってたなぁ。
「居酒屋と教育関係とテレアポが俳優のバイトとしてして欲しくないバイトだけど、それが多いのよねぇ」
 いや、ほんとに。自分で声をコントロール出来ないバイト。
 それでも、学童は表現教育の勉強も兼ねていた訳で……
「だったら、その中で自分の声を守りながらやる方法を研究するつもりでやりなさい」と。
「ただし、生活のことはあるだろうけれどシフトの入れ方を考えなさい」
「沈黙だけで綺麗に治っているのはラッキーな喉よ」
「でも喉は交換のきかない、ひとつしかない楽器。昼間にバイトで声を使って夜も稽古して、翌日はまたバイトで声を使って。あなたのその大事な楽器はいつ休めるの?メンテナンスをするの?」
「お酒が駄目とは言わない。これも飲み方。カウンターで静かに飲むならいいけど、バイトして稽古して飲んで騒いで飲んで、翌日バイトして…」

 疲れやすい夏。自戒を込めて、書いておく。Facebookの「思い出」機能は、こう言う振り返りに、役に立つわね。