川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

新日本海フェリー旅日記・8/12

出会い

 日本海上のフェリーでの朝。爽やかな目覚め……とはいかなかった人が約1名。お部屋でゆっくりしてると言うので、たれぱんだ相手にひとり朝ご飯。海を眺めながら。

 

 

 ちょっと散策。と、あまりのんびりしていられない。出番は午前中。
 ……出番については、2回分合わせての日記にしたいので、後ほど。

 

 お昼からはフリータイム。お昼はイカとろろ丼。美味しゅうございました。
 前日のお風呂でご一緒したご家族がイベントに来てくださっていて、その後、旦那さんも含めてちょっとお喋り。その中で、「ポエトリーリーディング」と言う言葉に「なんですかそれ?」と言う反応ではなかったので、え?ご存じですか?
 知り合いに詩人がいると仰る。いや、ポエトリーリーディング人口もそれなりにいるし……え?京都?だ、誰ですか?
 どうやら、共通の知り合いがいるらしいことが発覚。いや、もう、びっくりですよ。名刺いただいたら、私のかつての職場とも繋がりがありそうだし。ほんと、こう言うことがちょいちょい起こるので、ご縁の糸、不思議。

 

サクサク散策


 午後の散策。相方も元気になったようで……まぁ、このあと起こることも知らずに、ウキウキ初めてのフェリーライフを楽しみます。
 あ、姉妹船とのすれ違い交歓タイムは午前中でしたね。

 

 船長さん衣装を着て写真撮れるコーナー。やるの?やるでしょう。でも、あとで、このコーナーの正しい使い方を知ることになるのですよ。

六花亭の包装紙で作られた七夕飾り

船内の華やか空間


夕方

 

 すずらん号は津軽海峡へ。行き会う船が楽しい。
 苫小牧東港到着したら下船して一瞬の初北海道、と言うネタにする気満々だったのですが……
 夜到着で、特になにもない場所での待機。おまけに熊が出る。え?
 ここ、大事なのでもう一回。
 「熊が出る」
 迂闊にウロウロするな、と。
 てことで、そのまま船内待機を選択。
 と言うか、お判りだろうか。この時、太平洋側では台風7号がずんどこ進んで日本列島に近付いて来ていたわけです。海が、うねるうねる。最初は面白がっていたのです。
「いやぁ、この揺れの中では、「くもの糸」は難しかったよね」などと言いながら、手すりを持たないと歩けないような揺れを「なんのアトラクションだ~」と笑いながら、晩御飯を食べにレストランへ。

お供が心配そうに見ておる

 

 いざ食べようとして、あれ?まず、相方がギブアップ。続いて私も、胸の辺りがざわつく。こ、これは、まずい状態?お茶を飲んで少し気持ちを落ち着け食べ始めるが、「あ、これは無理だ」。食べたいのに~。
  なんか、新婚旅行のNZでのホエールウォッチングで海が荒れて、相方→私の順でグロッキーしたのと似た流れ。
 と言うことで二人して、レストランの人にごめんなさいと言って、ほとんど残して部屋へ引き上げ、酔い止め飲んで、ばったり。横になって揺れに身を任せてる方が楽だと判る。そのままひと眠り。
 苫小牧東港に到着。お客様と一緒に下船しても良かったのだが、部屋でゴロゴロ過ごすことにしたのは、クマの所為だけではなかったのです。
 と言うことで初北海道上陸未遂事件となりました(笑)
 ああ、そこに、北海道が……

……あれが苫小牧だ

 ひと眠り&接岸していることで、かなり回復。苫小牧東港から敦賀に向かう便としてのお客様乗船が始まり、お風呂オープン。てことで、お風呂へ。お風呂に入っているうちに出港。そして、当然ながら、また、揺れる揺れる。アトラクション感の中、さっさと寝ることに。
 ちなみに、お風呂では、またも翌日のイベントのお誘いをしてしまう。裸の付き合い大事(笑)