川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

のこぎり音楽

「お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜」

 と、叩くだけではないのね、弓で弾いたりもする。

 最近、音楽の人とご一緒する機会がしばしばある訳だが、ん?そう言えば、のこぎりさんには出会ってないなぁ。

 のこぎり音楽の歴史について知りたい。あれが日本に紹介されたのは、いつ、どんな形であったのか。

 で、検索検索。都家歌六さんのサイトにそれらしきものが…。昭和9年の新聞に「鋸が立派な楽器に」と言う記事。演奏しているのは仙台の学校の先生。アメリカで習得したらしい。ふむふむ。
 ん〜、で、この方はいつ頃から演奏をされているのかしら?記事が昭和9年と言うことは、それ以前からやってらっしゃると言うことだとは思うのだが。ん〜。

 なぜ、気になるか?

 宮沢賢治の詩の中に「鋸はりんりん鳴る」「きみ、鋸は楽器のうちにあったかな」と言うフレーズがあるのだ。音楽にひとかたならぬ関心があり、レコードを買い漁っていたと言う彼が、どこかで「のこぎり音楽」について聞いていたと言うことは、ないだろうか?