人を呪わば穴二つ。
・・・なるほど、ぱっくりと穴(口)が二つ開いております。
常用漢字に入っていようがいまいが使うけど、不適切と言う教育現場からの声ってのは、よく判りません。民俗学では欠かせない文字だぞ〜。
そもそも、低学年には簡単な文字を少しだけ。学年進むごとに難しい漢字が大量に、と言う教え方にも疑問があるし。
それはそれとして、本屋さんで可愛い本を2冊購入。もうすぐ会う甥っ子に何かないかとウロウロしていたのだが、単純に年齢で選べないのが難しいところ。日本の文字をどこまで覚ているのやら。
で、買ったのは、これ。
『ジャッキーのトマトづくり』(くまのがっこうシリーズ)
くまの女の子ジャッキーがトマト作りに挑戦する物語。絵が愛らしくて、思わず手に取った。トマトびっしりの表紙。最後はトマト料理パーティー。絵本だけれど文字量もそれなりにあるし。
そして、もう一冊。これは、噂に聞いて気になっていたもの。ちと、甥っ子にはハードルが高いな。自分が気に入って、欲しくなったから買ったのさ。そう、自分用。
『ひらがなだいぼうけん』
夜、らっちゃんがひらきっぱなしにした本から、文字達のお喋りが聞こえて来ると言うもの。全3話。
「ハ」と呼ばれたり「ワ」と呼ばれたり忙しいと言う「は」の文字に、出番の少ない「む」や「め」や「ぬ」が泣き出したり、でしゃばり過ぎだと「が」が抗議をしたり。そのうち「は」が腹を立て、蹴っ飛ばされた「が」が「か」になったり「き」が「さ」になったり大騒ぎ。
これ、ね、思わず声に出したくなります。買って帰って、まず、声に出して大喜びしてました。
本屋さんで見かけたら、是非、手にとって見て欲しい一冊です。うふふ。