川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

日食の詩

 9月のライブが決まりました。詳細はトップに固定してあります。

 ちなみに、8月のPoe-Triでは、賞味期限切れ間近の詩を詠みました。日食の詩。「また次の日食の時に詠めば」と言ってくれる人も居たのだが、日食以外の登場人物(?)が、次の日食時にいるとは思えない・・・。と言うことで、もう、詠まれる事が無いかも知れない哀れな詩を、ここにさらしておこう。

『日食』

皆既日食の空には、
夏ならば
冬の星々が見えるとか
考えてみれば当たり前?
でも
おぉ、そうか!と
私は感動

宇宙から見た地球には
月の影が黒々と落ち

食われていたのは
太陽ではなく

ふん、
真昼間に
ぼ〜っと空を見上げたり
テレビやネットの中継映像眺めたり
確かにたっぷり
時を食われた

天文学的数字の単位は
十の六十乗は那由多
十の六十四乗は不可思議
十の六十八乗は無量大数
と言う
つまり

文学に、天を付ければ天文学
壮大なる天文学の話は文学や
今見ているあの光は
○百年前○千年前に出た光とか言われても
へぇ
想像の範疇を超えてます
いつか出会う地球外知的生命体への
メッセージを乗せて宇宙を漂うボイジャーとか
もう
現実味を感じられない夢物語
ガンダムレベル

お台場に立つガンダムの方が
はるかに現実味を帯びている
あいつは、いつまで立ち続けるのだろう
暑いやろ
疲れたやろ
ちょっと座ってみたらどうや
もちろん三角座り
膝を抱える哀・戦士

知ってはる?
お台場とは
江戸時代の終わり
江戸防衛のために作られた
海上砲台の跡
異国からの攻撃に備え
黒船を睨み・・・

哀・戦士
君はどこからの攻撃に備えていると言うのか

見ろ
地球はとっくに
食われている