川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

帰省、豪雪

 土日は、法事のために福井に帰省しておりました。相方の母上の三回忌。早いものです。まだ、あの嵐のような日々がこの間の事のように思えます。
 まだ、あの家で男ばっかりな状態には慣れませんよ。母が恋しい。でも、私なんかより、兄上や相方、そして父上の方が、ずっとずっと恋しいはず。

 福井県大野市と言うのは、とても寒いのです。雪たんまりなのです。屋根に融雪装置付けてて正解。石油代は馬鹿にならない(今年は値が上がってるし)らしいけど。それでも、一人暮らしの父上が屋根に上る事を考えたら…。人に頼んで登ってもらっても、落とした雪は消えないしね。融雪装置なら雪も消える。
 この時期、雪かきで亡くなる人のニュースがしばしばあるわけで、「作業を一人でしないように」と言うコメントが出るけど、それがどれほど難しい事か。お年寄りの一人暮らしが多いのだ。一人で作業をするしか無いのだ。人に頼むにも、頼むべき人が居ないのだ。厳しい、日本の現実が、そこにはある。


 とは言え、少しずつ、春は近付いている。雪も減って行く。父上も一人の暮らしに慣れてきているようで。それは、大事な事。
 法事の後、夕食は兄上の車で福井市内へ。ヨーロッパ軒。ソースカツ丼発祥の店です。英語表記をよくよく見れば

「yoroppa-ken」

 …ローマ字かぁ…

 美味しかったよ、ソースカツ丼。さすが。なるほど、ソースが美味しい。なにより、カツが美味しい。細かいパン粉で揚げられた上品なカツ。しつこくないので、ペロッと食べられちゃいました。レディースセットにしなくて正解(一枚、カツが少ないの)。

 その、大野から福井へ向う道では、途中でなにやら事故の様子。前の車が迂回路に次々と入って行く。確かに、横を向いてしまっている車が見える。まぁ、滑ったんだろうな。で、迂回して無事に福井市内に入ったのだが、帰りは完全に通行止め。大回りして、かなりのドライブに。後でわかったのだが、結局車12台が…と言う大騒ぎだったらしい。もう少し早くに家を出ていたら、巻き込まれていたかもと言う状況。やれやれ、危なかった。

 日曜日、横浜に帰る段になり、ブーツを履くために部屋用のぶあつい靴下を脱ぐ。次の瞬間には一気に足先が冷え、冷たいのを通り越して、痛い!ひたすら痛かったです。さすがです。

 そんなこんなで、帰ったら、横浜が暖かく感じました。でも、人間の身体は順応するのです。今日は、すでに、寒い寒いと言っております。

 さて、明日は学童。そして、明後日からしばしお休み。公演体制に入ります。稽古は追い込み。衣装も決まって、あと、少しだけ、小道具的なもの、準備。フェス自体のあれこれ準備は…あ〜、そっちも頑張れ私。