川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

しょにち〜

 千賀ゆう子企画『平家物語』初日でした。
 お客様の反応は、悪くなかったのかな。返ってくる拍手の感じからは、そんな気がしたけど。

 で、明日は2ステ、楽日。あっちゅう間やね。

 ダイジェスト平家物語な今回の公演。平家が大いに栄え、めでたいめでたいところから、清盛の死があり、都落ちがあり。源平の戦いがあり、平家が西海に消えて行く。

 都落ちに際し、平家は邸宅を焼き払っている。振り返り、その煙を見つめる一門の人々のシーンがある。この時、どうしても私は、あの日の光景を思い出す。テレビの画面越しに見た、1月17日。神戸の街から立ち上る煙。懐かしい景色が失われる。災害によるのと自らの手によるのとの違いはあれど、その、胸を締め付けられる思いは同じ。思い出してしまうのは、神戸=福原と平家物語との縁が強いと言う事もあるのかな。
 そして、そんな胸を締め付けられる光景が、再び起きてしまったことにも思いが行く。

 短いシーンだけれど、大事だな、と思う。ここから一気に、芝居は合戦場。殺陣が入って、見た目にも盛り上がって行く。この時、舞台裏では、モニターの前が盛り上がってます。普段、稽古場で真正面からは見れなかったので、ここぞとばかり、正面で殺陣に見入ってます。

 と、そんな裏話。

 
 終演後は何人かで、軽く飲み。そのあと、JET POETに顔を出したいと思っていたのだが、ちょっと、身体が無理〜と言い出しました。ひらさんは、結局、行ったのかなぁ。