川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

女だ一生

 森本薫と言えば「女の一生」。
 観たのは、10代の終わりだったか。ええ、杉村春子さんの、ですよ。冒頭、16歳の小娘で登場されたのは、正直、ちょっと引いてしまった、観劇初心者。
 後半は、それはやはり、さすがと言う舞台でしたが。

 で、大阪大学博物館がやっている文化芸術ファシリテーター養成講座「記憶の劇場」と言うのがありまして……
「演劇学研究室に寄贈された「森本薫関係資料」が博物館に寄託されている。この資料を調査し、関西出身の近代日本を代表する劇作家森本薫の作品や生涯を理解する。その上で、ご子息の森本年氏をお招きしてシンポジウムを開催すると同時に、若手演出家山口浩章氏の演出によって、この資料を元にした森本薫に関係する演劇(パフォーマンス)を上演する。受講生は演劇の上演に関わりながら、森本薫の現代的な読み直しを試みるとともに、博物館資料の動的活用の手法を学ぶ。」(記憶の劇場サイトより)
 
 と言うのがあるのです。
 はい、これに出演することになりました。
 
 今日は稽古へ。初めましての皆様にご挨拶。唯一知っているのは坂口さんだけ。と思ったら、2劇の若いのも一人、出演が決まっているらしい。
 初演時の「女の一生」とか、短い作品とか、初めて読む戯曲が、面白い。ん〜、これは、他の作品も読んでみたくなるなぁ。
 
 あ、3/4 大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ@豊中キャンパス です。
 阪大博物館絡みで、会場も豊中キャンパス。
 博物館もスタジオも無かった時代の卒業生としては、なかなか感慨深いのであります。