川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

三角の妄想

 9日はコモンスケイプ3。久しぶりのコモンカフェ。「詩のボクシング」と言うことだったが、協会の許可を取っていないと言うことで、内容変更。「詩の朗読大会」となる。8人の参加者が各自一遍ずつ読む、というのを2回やって、お客様の挙手で一番決定。実にシンプル。残念ながらチャンピオンにはなれませんでしたが…。
 実は、ここしばらく、新しいものが書けずにいた。まぁ、新作やることにこだわらなくても良いのだが、なんと言うか、準チャンピオンで終わった今年の詩ボク大阪大会。あそこでがんばりすぎたみたいで、電池切れ状態。ちょっとまずいなと自分で感じていたのだ。



 さて、一週間前。例によっての部屋探しで関東入り。某地下街での食事で抽選券を一枚獲得。どれ、やってみますかと抽選会場に向かう。「まわすヤツかな、三角くじかな」と思っているうちに妄想の歯車が回り出していた。実際の三角くじの箱に手を突っ込んだ途端、妄想は決定的なものとなる。小生意気な三角くじが喋りだす。妄想暴走状態。
 相方に話すと、思いのほか面白がる。「書いてみたらええやん」

 で、大阪に戻ってからもしばし頭の中で妄想暴走継続。なかなか結末に行ってくれない。無理か?と思っていたら、ひょっと結末まで行ってくれた。ようやくPCに打ち込む。読んでみる。あかん3分越えとる。詩ボクにこだわるわけではないのだが、私の詩は、たいてい3分内に収まっている。多分、読んで伝えやすい時間なのだ。それを越えてる=どこかに無駄がある。削って書き直して、ようやくギリギリ3分。相方にチェックしてくれとメールをしたのは7日。駄目出し電話があったのは9日、つまりは当日の朝。

 「構想を聞いた時の面白さが無くなってる。」

 ・・・・・・さいですか・・・・・・。

 で、まぁ、仰ることはもっともなのだ。つい、欲張って色々エピソードを入れたくなる。それが余分なわけだ。どこかで気がついていながら、落とせなかった部分。

「もしかして、ここ、無くてもいいのかな。」「うん。」

 ばっさりカット。おかげで余裕で3分に出来そうだ。



 ということで、出来立てほやほやの新作発表となった。結果として、朗読大会になったので時間制限も無かったのだが・・・。トーナメント方式でなくなったことで、無条件に二作品が読めるということで、新作とともに、もう一作品。さて、どうしよう。迷った末に春爛漫の詩を読む。季節違いだが、時間制限無しなので、その辺りの前置きが喋れるし。でも、冬の詩も読みたかったな。というのはちょっと贅沢か。

 しかし、相変わらず詩を読む直前は、心臓バクバク。芝居ではこんなこと無いのにな。

 終了後、お腹がすいたのでロコモコ丼をいただく。そうこうしているうちに、推理合戦の時間となる。1問目は正解者無し。2問目は、なんと2番手で正解!賞品をいただく。美味しい柿とみかん。体調不良気味の今日この頃、ダンシングサンタより、だんぜんこっちが嬉しかったのでした。池上さんありがとう!

 もっと残っていたかったのだが、喉の痛みがいかんともしがたい。よねみちさんのライブ聴きたかったのだけど。ごめんなさい。ふら〜っと帰宅。
 
 10日のカラオケ、やっぱ無理かな・・・。


【追記】
 カラオケはやっぱり断念。号泣。歌うことよりも、コトバノイベントの皆様に会いたかったのよ〜。えっえっ。自己管理の出来ていない自分に凹む。