川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

子供との時間

 一週間のワークショップ、終了〜。
 あ〜、自分の小心者っぷりが痛い。周りの女優オーラに萎縮して、アップ中、なかなか人と出会えないもどかしさを感じた初日がつい昨日のようなずっと前のような……。

 リリアン・ヘルマン「子供の時間」。
 ストーリーを知っている事と、役を理解する事は違う。賢治作品に取り組む時の熱量で、この戯曲に取り組めていただろうか? 「もっと役を愛して」と言う言葉が耳に残る。色々、足りなかった自分を痛感。 

 貰ったキーワードが頭の中で飛びかってる。これをちゃんと自分の中に落とし込まないと、何のための一週間って話。


 急遽参加となったワークショップ。無理を聞いてくれるバイト先学童保育の皆様がありがたいです。と言う事で、今日は一週間ぶりの学童。「子供との時間」ですな。入った途端、「ねえねえちょっと見て〜」と描いた絵を自慢げに見せてくれる子、その横で「俺は下手だから〜」と言いながらも絵を描いている子。「描くのは好き?」「うん、好き」。「ゾロリ」の表紙を見ながら描いている。確かにつたないんだけれど……描きはじめるポイント、大きさのバランスに、味があるんだなぁ。好きこそものの上手なれ。どんどん描いて行こうぜ!と思うのでした。

 日曜日は、さと子さんとの稽古です。来年の「ヨル♪宮沢賢治」に向けて。
 今回のテーマは……うん、ちょっと見えてきました。ゴーシュとあの作品をやるなら、そこだな。このテーマに沿って、詩・短歌を探したり、物語をピックアップしたりして構成して……と言うのがこれからの作業。うふふ。