http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H2602-katsushikaoi.html
こ、これは行かねば、太田美術館。
北斎の、特に肉筆浮世絵が好き。最後まで、ただただ描くことを追い求めた生き様が好き。そして、その北斎の傍にいた、娘のお栄さんは、とても気になる存在。
「太田美術館で、お栄さんの浮世絵が展示されてるって」「おお、それは行きたい!」
打てば響くように応えてくれる相方でありました。芝居に関しては、私の見たいものと相方の見たいものが違うこともちょいちょいあるが、展覧会の「見たい」は概ね一致するよな。
さて、今日はもうひとつ気になる記事がありました。“「走れメロス」は走っていなかった!? 中学生が「メロスの全力を検証」した結果が見事に徒歩 ”と言うもの。
好きだなぁ、こう言うの。あれ?と思ったことを、試しに計算してみる。ちゃんと文章読んで時間等を想定して。うん、楽しい楽しい。
あとは、あれだな、実証もしてみると楽しいと思うぞ。などと思ってしまう。
もしも小説から受ける印象での大変な感じが起こるとしたら、道はどんな風で、アップダウンがどれくらいあったんだろうか、と逆に推測してみるのも面白いだろうに、と夢と妄想が膨らみます。多分、計算上の答えと実際は違うと思うから。
太宰治は、実はあまり好きではない。食わず嫌いだった部分も大いにあるが(自殺作家って、ちょっと抵抗があるのです。作品と作家自身は別と言われても。)、メロスに関しては、あのラストが好き。と言うか、あのラストがあるから好きなのです。