学童おやつはホットケーキでした。玉子・牛乳・ホットケーキミックスに、残っていたにんじんをすりおろして加え、コーンも入れて、ちょっとゆるめに溶いて。野菜パンケーキって感じですか?
ネタの段階ではかなり赤、と言うかピンク。
「なにこれ?」
「ホットケーキ。何が入ってると思う?」
と言う会話を何度したことか。
「イチゴ!」「明太子!」
……ええ〜っと。
面白いのは、焼くと色が消えるのね。普通にホットケーキの色になってました。
さて、このネタで焼いて行くと、ほぼ子供の数と同数。お代わり用がいる?でもにんじんは使っちゃったし。
あれ、やってみる?
いや、準備の段階で冷蔵庫を覗いて、冗談のように野菜ジュースを入れると言う話をしていたのですが。
やる?やっちゃう?やっちゃおう!
お手伝いをしてくれていた子も妙に盛り上がり、入れました。ええ、牛乳の代わりにどばっと。
野菜ジュース。
……紫の。
ええ、紫ですよ。ネタは何とも言えない色になり、覗いた誰もが、ひゃあ〜何それ?普段は、食べ物に対して「気持ち悪い」と言う言葉はちょっと待てと言うのだが、うう、これに関しては、許す。言っていいよ……。
焼いてみると……ん〜こっちは色は消えないか。と言いつつひっくり返すと、おお、最初に焼いた面は、微妙に色が飛んで不思議な色合い。けっして、食欲をそそる色ではございませんが。
食べてみると、ん?ほんのり酸味があり、美味しい!とまではいかなが、まぁ、これはこれでありかな。なるほど、紫の野菜ジュースには、ブルーベリーも入っているのね。確かに、ネタはブルーベリーヨーグルトっぽくなってました。
これ、次にホットケーキ作る時も、やってしまいそうだなぁ、違う野菜ジュースで。
にしても、こういう事を冗談のように言いながら、やってみよう!となるところが、この職場の良いところだなぁと思うのでした。