川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

文京散策・1

 9/18は、文京区で文豪散歩。



 夏目漱石旧居跡、猫が居ます。
 宮本百合子実家の門柱が残ってます。
 そして、森鴎外記念館。これが、なかなか面白かったのでした。なんとなく、「舞姫」で苦手意識を持っていたのだけれど、そうか、戯曲の翻訳も随分しているんだなぁとか。興味深い点があれこれ。なにより、子供たちに送っている手紙が、なんとも魅力的で。
 あと、藤田嗣治との繋がりってのも面白かったのでした。



 場所は、かつての鷗外の住まい、観潮楼跡。門柱の礎石や敷石が残っています。そこから、遠く、スカイツリーが見えます。鷗外の見なかった景色。

 売店で買った絵葉書。鷗外が訳した戯曲。

「人の一生 飛行機」
 どんなストーリーなんだ?
「人生が飛行機って嫌やな」「え、でも、若いお嬢さん達が♪人生は紙飛行機〜♪って歌ってたやん」「う〜む」
 調べてみたら、「人の一生」「飛行機」と言う別々の戯曲でした。ちなみに、「飛行機」と最初に訳したのは鷗外ではないかと言われておるそうです。