川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

JETで即興

 久しぶりに原宿のJET ROBOTへ。

「JET即興リレー”5分でどうだ”」

 ギターの石山さんからのお誘いで初参加。どないしたらええんやろ〜と、ドキドキしながら会場へ。

 完全ノープランの自信は無かったので、ここしばらく頭の中で転がしている詩の種が二粒あったので、まずはそれを蒔いてみようと思う。
 基本的に、ステージでは石山さんが演奏している。そこに5分交代で一人あるいは二人が入って繋いで行く形。
 「じゃあそろそろ」と、ギターの音。静かに詩人が語りだし、華やかにキーボードが奏でられているかと思えば自作電子楽器が不思議な音を加え、ディジュリドゥがボワボワと大地の音を響かせる。

 うむむ、この中で私、大丈夫か?

 最初は、六界さんのディジュと。一粒目の種「森を歩く」を蒔いてみる。覚束無い足取りながら、言葉が勝手に歩き出す。森とディジュは相性が良いです。挙句に、森の声まで・・・昔はよくやってたなぁ、舞台でもいっぺん使ったっけ。久し振り過ぎて、これが一番覚束無かったかな。ま、ご愛嬌。
 ディジュの音が抜けたところで・・・これは、あまりに流れが違うかと思いつつ、二粒目の種「美味しい目玉焼きのつくり方」。ラストが起きてこない男を呼ぶ声だったもんだから、ZULUさんがそのまま「おはよう」と入ってくる。そのまま夢とか脳についての会話と言うか・・・おかしいなぁ、即興で交互に詩を紡ごうと言っていたのに、これでは漫才トーク・・・

 次の出番では、その前のZULUさんの流れをもらおうと語り始めたら、頭の中で猿が遊んで欲しそうにしだしたので、原稿無しの状態で「去る声」を。おかげで、原稿に書いていた数箇所が、実は要らなかったことを発見。うむむ。

 ラストの有志でセッション。ZULUさんの語りに呼ばれるように(女が歩いている、なんだもの)、歩いていく。その流れを受けて男の子が行ってしまったと語り出してみる。これ、なかなか面白かった。完全ノープランだったので、ドキドキ。また、新しい種が見つかったかも。

 と言うことで、楽しい一夜をいただきました。皆々様に、感謝。


 個人的に、六界さんが北海道のM口君に雰囲気が似ていたのが、ツボ。でも、話をしてみたら、関西出身の方でした〜。


 

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☆11月12日(水)原宿 JETROBOT
http://www.jetrobot.com/live_cafe_jetrobot/main.html

イベント:「JET即興リレー”5分でどうだ”」

開場 / 20:00〜
開演 / 20:30〜
チャージ / ¥2,500円(ドリンク+ CD付)

出演者
ZULU - Poetry etc.
Timo - Keyboard
米本実 - 自作電子楽器
六界 - ディジュリドゥ
川島むー - Poetry
石山明 - Guitar