川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

連休、フル稼

 ええ、まぁ、だいたい前の日記に書いた通り・・・。ちょっと違ったところもあったが。

 まずは荻窪へ。田村隆一についての勉強会。
 いやはや、かなりドギマギ。大学生になった時、一度、詩に関することから離れた。それまでも、詩集をがっつり読む経験はあまり無かったし、色んな人の詩を一つずつ集めたようなのを手に取る事が多かったし・・・。
 特に、詩の歴史、○○派が、とか言う話になると・・・。名前は知っているし社会的背景は判るし(一応、日本史やし)、ただ、多分、詩に関する私の知識は中途半端なんだろうと思う。でも、それがどの程度なのか。普通、詩人と名乗っている人はどれくらいの知識を持っているものなのだ?その辺りが、やっぱりよく判らない。・・・と言う状態だからなぁ。
 と言っている割りに、言いたい事は言っていたような気はするが。・・・言い散らかして、か。残念ながら後の予定の関係で、申し訳ないけど30分ほど早く退出。
 私としては、まだ、知識の少ない状態で読んだ人間としての素直な思いを伝えられたらなぁと思って参加したのだが、それは、どうだったのだろう。黙って聴いているだけのほうが良かったのかしら?ちょっと悩みながら駅まで歩く。

 と言うことで、荻窪から渋谷へ。結局、アゴラまで行かずに渋谷で会うことに。先に行っている相方に電話。で、どこに落ち着いたの?はいはい、と指定されたお店へ、「待ち合わせなんで」と店内に入るが、キョロキョロ、「あれ〜、居ないよ〜。」慌てて電話。・・・テラス席に居るとは思いませなんだ。
 テラス席で手を振る相方、NYダンス留学から帰国中のI藤ちゃん、大阪からK上君。お久しぶりな顔と、最近会った顔。ものすごく濃い〜話ではなく、ゆる〜くだら〜んとした会話が続く。やがて時間。アゴラに向かういとうちゃんとK上君、そして駅前では北海道からやって来たM口君と落ち合い、こちらもとってもお久しぶり。常務から、社長に昇格だそうな。3代目かぁ。

 と言うことで、NYと大阪と北海道と、それぞれ遠方からやって来た3人の青年が、いしお君の舞台を観にアゴラに向かうのを見送る私達(私達は、来週、観に行くのである)。
「なぁ、帽子かぶったいとうちゃん、晴居彗星君に似てなかった?」
 と呟く私に、激しく同意の相方。いや、ほんと、一瞬ぎょっとしたよ。不思議だなぁ。晴居君を初めて見たときの印象は、M口君に似てる、だったのに。

 渋谷で相方と別れ、私は桜木町へ向かう。神奈川演劇博覧会。結局、蔵重さんのところのライト・トラップさんの公演だけを見る事に。即興芝居。他者の出したものに乗るところとはずすところ、キャラクターの作り方、色々考えてしまいました。楽しんだ一方で、やっぱり、勉強モードになってしまったってことね。

 さて、この日最後のイベント。妹と落ち合う。・・・コレが・・・大変やった。そもそも、芝居が終わった段階で「何時の新幹線に乗った」と言うメールが来ていない。こらこら。とりあえず、横浜駅まで出る。「どこに居るの?」とメールしたり電話したり。ようやく連絡が来る。予定より遅いのに乗ったらしい。で、新横浜から横浜の移動が問題。ちょっとややこしい。私も慣れるまで、どんだけイライラしたり泣きそうになったか。そもそも、携帯で乗り換え検索をすると、JRと出ずに「横浜線」とか「京浜東北線」と出るのが混乱のもと。駅の表示もそうだけど、案内は不案内な人に判りやすいようにして欲しいと、いつも思うのです。 とにもかくにも、ようやっと妹と合流。戸塚に向かい、帰宅。

 さっさと休んで、と思っていたのに、結局ピノをつまみながらダラダラと喋る。人生、ちょいと悩み時の妹姫でありました。