川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

愛すべき共演者


 過日見に行った芝居で「おっきな妖精」と形容されていて、それが妙にツボにはまってしまいました、大畑麻衣子さん。
 れっきとした大人の女性でございますが、舞台上では、卑怯なまでに可愛かったりします。
 もう、その丸っとした瞳で見つめられるとドキドキしますよ。

 私が楽園王と関わるきっかけとなったのが、実は彼女との出会い。
 それは、2008年、トリのマーク『マチルドハイタワー』での共演。

 そもそもトリのマークとの出会いは20代後半の東京役者修業時代。「じゃむち」(と言う、関西発の演劇雑誌があった)の東京の演劇情報に載って、妙に心惹かれ、(招待券も当たって)観に行き、はまってしまったのでした。あ、会場はストライプハウス美術館だった。
 その後大阪に戻り、2007年からの再びの関東暮らし。どうされているのだろうと思ったところ、地域資源を活用して演劇作品を作ると言うワークショップをされているということで、参加したのが2008年の初め。その際、次の公演の出演者を募集されていると聞き、「出たいです!」とエントリー。
 ……まぁ、まさかトリのマークに大阪弁で出ることになるとは思わなんだが。しかも、詩を詠んでたし。
 考えたら、こっちに越してきて最初に立った舞台がスズナリって、ありがたいことだったよなぁ。

 で、大畑さんとの共演で楽園王を知り、その後、『かもめ』と『楽屋』を上演するという企画で出演者募集中と知り、面白そう!と長堀さんを紹介してもらい、『楽屋』チームでの出演が決まり……。
 その公演が2011年の春の予定だったのですな。震災で吹っ飛びましたが。

 と言うことで、この作品で共演できることが、本当に、嬉しいのですにゃんっ。