川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

下北沢で詠む

 下北沢で詩を詠む日。ZULUさん企画の「piece of formant vol.6」〜周波数のかけら達〜@下北沢 piece of 8 。
 VS企画なのでたっぷり。・・・のはずだったのだが、週末の風邪のあおりで、実は大阪から戻って以来、喉が絶不調。なるたけ喋らず、喉安静で過ごした数日。昨日の観劇も、同行した友人とほとんど喋らずでがんばったのだが、う〜ん。
 やはり、いつもの元気な詠みは出来ないな。ではどうする?と言うことで、この機会に静かな詠みを。いや、実はこういうのも好きなのだ。これはある意味チャンスなのである。さて、何を読もうか。このテンションで詠みたい詩をピックアップしていたら、あぁそうか、と言うテーマを見つける。よし、今回はこれで行こう。命を思う、いとおしむ、そんな言葉を軸にしていくことにする。
 
 スタート。まずはZULUさんから。いつも通り、静かに語る。詩と、言葉と。
 う〜ん、なんだろう、微妙に私の詩とリンクしてるぞ。他の人がどう思ったかは判らないけれど、私の中では、確かに繋がっている部分がある。うむむ。
 で、タッチ交代。ゆるやかに詠み始める。じっと耳を傾けてくれる人が居る。うん、いいな。
 交換詩は、聞かせてもらったことがある詩で、リズムが良いので、気持ちよく読ませてもらう。…いや、気持ち良過ぎて流れてしまいそうになるのを、どこで引っかかりを作るかが難しかったのだが。
 ZULUさんには、ふふふ、今回もちょっぴり恥ずかしい愛の詩を詠んでいただく。と言うか、大阪弁含有率の高い詩、あはは。
 そして、三題即興詩。私に出たお題は「まりも」「まんだら」「まんだらけ」。・・・へ?いや、大丈夫、まんだらけが何かぐらい、知ってますよ。時間の制約が無いだけに、気をつけないと引っ張りすぎてしまう。でも、なんだろう、前回より落ち着いてた。とにかく語りだす。どこに向かっているのかも判らないまま飛び込んでみたら、あら?不思議と一つの方向に向かって行って、で、結局今回の自分のテーマ、命、に行き着いた。
 ちなみに、ZULUさんに出たお題は「嘘」「シーチキン」「棺桶」。こ、こっちの方が難しそうやわ。
 休憩後はオープンマイク。不思議だね、何だか喋りたくなる場。誰もが、心の中に語りたい思い、言葉を抱えているのだと言うこと、その豊かさを実感させられる。
 私は、今回は読まずにおこうと思っていた詩を読む。旅立った友への手紙。読ませてくれた、この場に感謝。
 ギターのAimaxこと石山明 さんと、お客様と私が関西出身で、妙に盛り上がる。
 パーカッションのミウラ1号さんは、次々と色んな楽器を出してくる。私は口琴に盛り上がる。

 ゆったり楽しく過ぎていく時間。ありがとうございました。


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「piece of formant vol.6」〜周波数のかけら達〜
10月1日 (水) @下北沢 piece of 8 (毎月一日に開催します)
http://po8.jp/index.html
OPEN 19:30 START 20:00
Charge: 1,000円+1Dオーダー(600円〜)
出演
朗読:
・ZULU
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2861855
・川島むー
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=569369

演奏:
・Aimaxこと石山明 (g.)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=938888

ミウラ1号
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=269263

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