川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

公演日記5/17

ochamatsuri2009-05-20


 はい、楽日。
 ・・・って、2日公演の切なさやね。

 袖に使っているガレージが、前日から少し様子が変わる。2台ある移動カフェのうち、1台は2日間出動のはずだったのだが・・・出動先は神戸まつり。そう、例のインフルルン騒ぎで中止。2台とも基地内に。こんな所で、世の動きの影響があるとは。
 これは、子供さん連れで来られる予定だった方が、来れなくなってるかもなぁ、と覚悟。

 さて、身体を起こし、声のウォーミングアップ。やおら、歌い始める私。歌いまくり。宮沢賢治なんだから「星めぐりの歌」はもちろんだけれど、次々と歌うのは「枯れたオレンジの木の歌」「うりこ姫」「運命のジャズ」「暗い柳の木立の陰」ん〜っと、タイトル忘れたけど「息子よ明日はすべてが、変わっているだろう〜」って歌詞のやつ。
 ・・・要するに、黒テントの学校で、こんにゃく座の大石さんから習った歌ばっかり。楽譜ではなく記憶で歌ってるから、多分、あちこち歌詞とかメロディとか、間違えてるとおもうけど、んなこたぁどうでもいいのだ。自分の中の伸びていない声やら音やらを確認しながらテンションを上げる作業。他の芝居の本番前にはなかなか出来ません。
 お手伝いに入ってくれた河中さんや稲村君が呆れているのではないか?などと言う事にも思いは及びません。やや暴走。
 そして、あっという間に2回のステージが終了。

 気を抜くと、ぱったりってなりそうなので、テンション上げて片付け作業に。あ〜、この荷物をどう整理するのだ?とにかく、片っ端かっら舞台上に出して、ひたすら荷造り。目処がついたところで隣のたこ焼屋、たこふくさんに「もうすぐ行きます〜」と声を掛ける。
 何ゆえたこ焼屋で打ち上げ?そりゃあ、関東暮らしで美味しいたこ焼に飢えているからですよっ。
 カフェの方に挨拶し、退出。ゴミは持ち帰り。さすがに、ちょっと多い。ゴミも含めて大荷物を抱え、たこふくさんへ。

 本来、17日はお休みだったのだが、「ここで打ち上げやりたいと思ってたんですけど。」と言うと「じゃあ、開けときます。」と言って下さっていたのだ。もちろん、そうなったらそのためだけに開店はしないわけで、夕方からお店は開いていて、他のお客様ともご相席。全然構いません。一緒に乾杯。大荷物はお店の奥で預かってもらい、ゴミの処分まで・・・あ、ありがとうございますっ!感涙。
 そしてそして、たこ焼〜。もう、なんで写真撮って無いかなぁ、私は。以前、下見の時に食べに来て気に入っていたのだ。私好みの小ぶりのたこ焼。外はかりっと中はトロリと。え〜っと、人数が7人だから5個一皿ではなく、10個一皿単位で注文。って、あれ?一人2個ずつあたってますやん。店長〜。素敵過ぎます。そして、テンション高すぎます。一発芸が寒すぎて面白いです。ほいで、なんで私まで一発芸?
 高速バスに乗る西川さんが一足先にお店を出ます。その後姿に、何となく皆が首をひねる。・・・荷物、少なく無いですか?バスで東京に帰る人がなんでそんな身軽?振り返ると、お店の奥には見覚えのある鞄が。
 とにかく追いかける私。商店街というのはありがたい。先を行く彼女の後姿がすぐ眼に入る。「待って〜、荷物〜」と言う私の声と、彼女自身の「何かおかしいな」と、どっちが先だったのか、振り返ってパタパタ戻ってくる西川さん。私の後ろからは荷物を持って走ってくる・・・ん?あれ?全員出てきてるや。あはは。皆で改めてお見送り。
 その後、再びたこふくで盛り上がる、と言うよりはタラタラとお喋りタイム。いやさ、そろそろ我らも帰らねばと立ち上がり、お会計。・・・って、店長、それ、安すぎます・・・ええんですか?ご馳走様です。
 お近くの皆様、是非、お出かけ下さいませ。ガリガリと黒胡椒がかかったヤツが美味しいですよ。