「まずいじゃなくて、苦手と言いなさい」
最近、よく学童で子供に言うこと。作って居る人や美味しいと思って居る人に失礼だよ。
と言うことで、椎茸が苦手な子が四苦八苦。はい、学童では今年も丸かぶり。ま、長さは半分にしてあるけど、近所のおにぎり屋さんの巻き寿司。肉厚の立派な椎茸が入っておりました。苦手少年は大騒ぎ。
「恵方を向いて、黙って食べるんだよ〜」
そんなのいいよ、と言いつつ、いざ食べ始めると、皆ちゃんと黙って食べます(わざと反対向いたり喋ったりする子ももちろんいます)。私はさっさと食べきって、ごちそうさま〜。
ふふふふふふ。
…それからやることは決まっています。
まだ食べて居る子の傍へ行って、にっこり笑って「ねえねえ」とちょっかいをかける。笑いをこらえながら必死で食べてるのが可愛くって。
今日はお休みの子も多く、準備したお寿司がちょっと残り気味。なので、延長の時間のおやつも太巻き寿司。はい、食べました。
帰宅すれば、今度は我が家の巻き寿司です。煮物は昨夜準備したので、あとは寿司飯と卵焼き。ご飯は土鍋で。飯台が無くても、土鍋があれば大丈夫、とは奥薗さんレシピ。
しかし、相方は遅い。「誘われたので少しだけ飲んで帰ります」とメッセージがあったが、あ〜、少しじゃなくなったようね〜。ようやっと帰った相方殿は、だから、ハーフサイズ巻き寿司で。
しかし、この風習は、どこが仕掛けて全国イベントになっちまったんだ?
大阪発祥だけど、そのルーツは…ん、まぁ、いいや。15年前の東京暮らしのときは、まったくそんな気配はなかったんだけどね。
大きな枡に入れた豆。そこから歳の数+2の豆を器に取る。
「……こんなに食うんかぁ……」
いいよ、無理しなくて、などと言いながら食べはじめる。
あの〜、枡からお豆を取って食べてる人〜、さっきの発言はなんだったんですか〜。
さ〜て、まだ残ってますよ。ってことで、2/4は、朝も昼も太巻き寿司でありました。