ちょっと調子が良くない。ん、顔のアトピーね。まぁ、毎年この時期はわりと悪化しやすい。本番までに落ち着かせないと。
顔で勝負しているわけでは無い、とは言え、これがよその公演に出るんだったら大問題。ひとりでやっているのは、そういう事でもある。
「治せなきゃプロじゃない」
昔、ある人に言われた言葉。ごもっとも、と言うしかない。
だから、今の私はその点で言えばプロでは無い、と言う事になるだろう。それでも、どうしても、演じる事をやめられなかった。外に出られない状態になっても、無理だった。
だから、これはもう、しゃあないよなぁと思っている。やるしかない。社会的に認められているかどうか、経済的にどうか、とは別の次元で、役者である事を止められない。なら、自分の作る芝居はちゃんとお客様からお金をいただけるものを作る。そこだけは。
と思ってはいるのだが、だからと言って、アトピーの事を越えられている訳ではなく、いまだ、これだけは、子供の些細な言葉でもさっくりと傷付いてしまう。いともたやすく、凹む。
「子供の言う事なんやから」
と相方は言うてくれる。うん、あのね、小さい子がよく判らず「どうしてぶつぶつなの?」とか「シャンプーしてるの?(←頭皮もお肌なんで、ね)」とか言うのは傷付くけど、しゃあないなぁと思える。でも、高学年の子はそうじゃないからね。「うわ、なんでそんな顔赤いの?」「アトピーやからね、しゃあないんよ」「うわ、アトピー」と、避けるような仕草までされるとね。小学校時代のあれやこれや、うう〜色々フラッシュバック。
公演前で焦る部分もあるから「プロじゃない」「プロじゃない」がリフレインするし。
おまけに、昨日の夜は、芝居に関してちょっと残念なお知らせもあり、役者としてがっくり。……ん〜あきまへんなぁ。昨夜は、ちょっと、そんなこんなでへこへこ凹んでグダグダと過ごしてダウンしてしまった。
付き合って寝不足の相方よ、ごめん。感謝。