川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

見世物


 はい、昨日は閉幕直前、みんぱくの特別展『見世物大博覧会』に行ってまいりました。
 人間ポンプの安田里美さんの映像も良かったけど、私はやっぱりお祭りが好きなんだな。お祭りでの軽業芸、獅子舞や大神楽の映像に見入ってしまう。この辺りは、笹原先生だなぁ。

 しかし、まさか締めが寺山修司とは。お見事。
 チラシの中に、若き日の美輪明宏さんのお名前。そして、まさかの『身毒丸』の映像が。そんなものが見られるとは思わなかったので、ドキドキしましたよ。


 で、顔出し看板ね。こりゃあやるしかないでしょう。旦那に携帯を渡してウキウキと裏に回ったら、「きみも人間ポンプだ!」と言う吹き出しがついておりました。ええ仕事してはります(笑)。

 家を出たのが午後だったので、特別展で時間も心もいっぱい。常設展は、「常設展に行こう」と言うモードでないと見られませんな。
 と言うことで、ミュージアムショップだけお邪魔する。この時期はアルパカの衣類が並ぶ。ここで買ったアルパカのベレー帽を2回無くしている私。三度目の正直か2度あることはになるのか……幸いと言うかなんというか、ベレー帽は無かったので、三度目を試すのは、また先のこと。
 これ、まだ売ってるんや。あ、これ増えてる、などと品ぞろえを確認。もう職員割引で買えないのが残念である。


 エントランスの手回しオルガンは何度見ても好き。勤務時代、これの担当が回ってくるのが楽しみだったのだ。あそこがここが、色んな音が鳴りだすのが楽しい。うわぁ、と見とれる人がいるのが楽しい。実際に回してみてドキドキワクワクしているお客さんを見るのが楽しい。
 収蔵庫の、一般の人は見られない資料に関われる仕事は面白かったけど、お客さんに関われるあの時間が、好きだったんだなぁ。