川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

子供時代

取り戻す

 以前働いていた学童の保護者さんから年賀状。私が再び学童で働いていることに触れ、私と出会えた子供たちは幸せだと書いて下さっている。
 もちろん、お愛想の部分はあるだろうけれど、それを割り引いて考えても、そんな風に言っていただけたことが嬉しい。
 もともと、勉強を兼ねてのバイト。本番前は一週間以上シフトを外してもらうこともしばしば。そんな補助指導員としての自分はどうだったんだろうと思うこともあったけど。
 ちょっと、お年玉を貰った気分。
 子供達と本気で遊んだり、心配したり、教えたり教えられたり。小学生の頃、遊びの中に、からかい・いけず・いじめの気配を敏感に感じていて、苛立ち・悲しさ・空気を読むしんどさを感じていたのだと気付いたのは大人になってから。そんな不完全燃焼な子供時代を取り戻した6年間でもあった。だから、感謝するのはこちらなんですよ、と思う。私が幸せだったと。
 あ、本気で遊べたのは芝居(play)を続けてきたからともいえる。

 ああ、しかし、1年生から見ていた子たちが、順々に卒所していくんだなぁ。関わった子たちがあの学童からいなくなるまで、あと何年だ?