川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

オンラインな一日

 午後は、「声を出して読んでみる会」。
 導入は、北原白秋「落葉松」。午後はしっとりとした雨で、雰囲気も合いますねと言う感じで、しみじみと味わいました。
 読み手の違いで、日本画の世界が広がったり、パステルなアニメの世界が広がったり。他者の声を聴き合うことの面白さよ。
 物語は、宮沢賢治『クンねずみ』。今まで、自分が舞台に上げてきた作品はテキストにしていなかったのだけれど、思うところありて、今回はこちら。まずは、お話を知るために、ざっと読んでいく作業。少し残したので、次回は最後まで読んでしまって、改めて朗読と言う作業に入ります。
 夜は林英世さんの「戯曲を読んであれこれ言ってみよう」vol.3に参加。

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 テーマは清水邦夫さんの『楽屋』。楽園王でやったの5年前か。改めて、面白く、そして手強い作品だなと思う。今だったら、どんな風に出来るだろう。昨日は、自分がやった女優Aではなく、Bを読ませてもらう。女優Bの難しさを改めて感じるのでした。
 そして、今年の演劇人コンクールの課題戯曲を見て、ふふってなる。