川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

出会いは素敵

ochamatsuri2008-11-26

 池袋で詩の夜。Poe-Triでございました。

 初めましての人、お久しぶりの人、旅立つ人、色んな関わりの人が集まり、なんだか賑やかな時間。
 お茶祭りの大事な相棒西川さんも来てくれたのが、嬉しかったのね、ありがとう。「愛人です」と紹介する私もどうかと思うが…。

 今回は、トリ。…飲めないじゃん…。声を出す前にアルコールを飲みたくない性質、ということで、ソフトドリンク〜。

 takさんの優しい声、り・すなさんの笑顔、落合さんの暖かさにじんわり浸る前半。オープンマイク参加の皆様にワクワク。後半は、真生さんの力強さ、たそがれ龍生さんの叫びに心がぎゅっとなり。

 ・・・この後で、私、ですか〜?
 
 まずは、詩ボクご報告。あの相手には、これを詠むべきだったんだよなぁと後悔しきりの「去る声」を詠む。
 あとは、即興の場で詠んだ作品を二つ、原稿に書き起こした状態で読むのは初めて。
 それから、世の中は既にクリスマスモードなので、クリスマスもの。って、これも、即興から生まれた作品やったね。懐かしの詩ボク大阪大会での優勝時のものがベース。しばらく寝かしていたので、今回、ちょいと手直し。
 

 うん、楽しかった。終わって、あぁ、楽しんでもらえたんやぁ、と言う実感。


 詩ボク全国大会の結果は、色んな意味で悔しかったのだけど、大きいのはこれかな。お客さんに楽しんでもらった、と言う実感を得られなかったこと。一回戦敗退では、それをリカバーする機会も無かったと言うこと。せっかくの全国放送が、その不本意な状態のものであるということ。プレゼンとしては、ゼロでは無くマイナスになるであろうこと。

 と、まぁ、そういうことを冷静に分析出来るくらいには立ち直ったね。大丈夫、まだ、私はお客さんの前に立てる。まだ、やれることがある。機会もある。大丈夫。

 以前「あなたは表現の中で何を信じますか?」と日記の中で問いかけていた知人が居たのだが、多分、私にとっては「人」なんだろうな。「人の居る空間」と言うべきか。信じる、と言うか信じたい、のだろうな。私のやっていることは、一人では成立しないから。


 実は、たそがれさんが、活動休止宣言をされている。

 今、こんな風にライブの場に立っているきっかけをくれたのは、たそがれさんなのだ。去年の神奈川大会で出会い、その後連絡をくれ、JET POETに誘ってくれて、そこから繋がって…。
 だから、最後に「出会い」を詠んだ。感謝の思いを込めて、また会おうねの詩。
 会う場所は、東京でなくてもいいじゃないか、と思うよ。なんでもかんでも東京、と言う状況には、今、東京で色々させて貰っているからこそ疑問を感じる。
 地元で生きていくたそがれさん。そのお勤めは、人と人との心を繋ぐ事ではないのかなぁ思う。だから、たそがれさんが東京でやることも素敵だけれど、こっちが北海道に出かけて何かをやる事の方が素敵だ、と思う。そんな場を作りましょうよぉ、と思ってしまうのですよ。


 人との関わり、出会い、自分の立ち位置、感謝する心、色んなことを見つめ直した一夜でございました。
 皆々様、どうもありがとう。



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☆Poe-Tri Vol.6〜 聴こう。そして詠もう 〜

 毎月恒例のPoe-Tri、今回は、オープンマイクタイムが設けられています。客席で楽しむもよし、ふっとマイクの前に立ってしまうもよし、言葉の一夜をお過ごし下さいませ。
 ・・・んで私、今回、トリだそうです。トリトリ、ぱっぽー。立つ鳥跡を濁さぬよう、務めまする。

日時:11月26日(水)20時オープン 20時半スタート
会場:ライヴ&スペース 3-tri
  地図はこちら→ http://ikebukuro3-tri.com/access.html
入場料:¥1500+1ドリンク
出演:20:30〜21:15
    tak/り・すな/落合朱美
   21:15〜22:10
    オープンマイク(当日エントリー)/休憩
   22:10〜22:55
    真生/たそがれ龍生/川島むー