川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

公演日記5/16

ochamatsuri2009-05-19

 どちらへご旅行?と言うような荷物を持って、小屋入り。週末の天気は雨ということで、荷物持ちにはつらいなぁと思っていたが、幸い、まだ降り出していない。
 集合時間より早い段階で、全員集合。なんと優秀な。
 ぞろぞろとカフェへ。よろしくお願いいたします。
 
 あれこれと作業開始。慌しくもゆるやかなのは、少人数だから、かな。
 お昼ご飯は、私は家で雑穀ご飯おにぎりを用意してきた。本番前の私の戦闘食はおにぎりなのでございます。が、お昼を買って帰って来た皆様を見て、ちょっと後悔。すぐ近所のお惣菜屋さんのお弁当が、めっちゃ美味しそう。ボリュームもあって350円って、どういうこと?西川さんは、更に、そのお隣の鶏屋さんで鶏皮せんべいを購入。これに、皆はもう夢中。あ、写真撮れば良かった。もう、コロッケが50円とか、素晴らしいぞ十三。商店街万歳。
 ふと、甘いものを用意するのを忘れていた私。「大福かアンパンか、なんか、そういった甘いものを買って来て欲しいなぁ。」と頼む。と、「和な甘味が欲しいと言うことですね!」と眼を輝かせて飛び出していく高家ちゃん。ん?しばらくして帰って来た彼女が差し出したのは、美味しそうなドラ焼き。来る途中に気になっていたお店があったらしい。それを嬉々として買って来てくれる彼女は素敵だ。餡子の中には「栗が入ってる〜」「ん〜お餅も入ってる〜」やや興奮状態で食べる私。あ、写真撮れば良かった(そんなんばっかり)。

 打ち上げをさせてもらう、隣のたこ焼屋さんにもご挨拶。ノリのいい店長さんに、こっちもテンションが上がる。

 挟み込みのあとは、場当たりとゲネ。挟み込みに来ていた友人に、しばし見てもらう。ノリウチ公演、初めて使う場所、あれこれ段取りはこの段階で決めていくしかない訳で、ちょいと予定より時間がかかる。
 
 そんなこんなで、またたく間に本番がやってくる。開場直前は、かなり落ち着きの無くなる私。西川さんに「大丈夫大丈夫」と言ってもらいながら袖へ控える。
 ご予約以外のお客様も来て下さっている様子に、感謝。

 キューが入る、清水君が客席側の照明を切るスイッチの音。それを確認して舞台へ。一瞬、もう、戻れないと言う事に震える。踏み出す。
 第一声。そこからは、なんだかあっという間。前半が終わり、袖に戻り、大急ぎで着替え。本やら水やらを持って、再び舞台に立ち、後半の『土神と狐』。気付けば、終了。よろりと袖に戻る。
 え?まだ拍手?「出て」と相方、いやさ舞台監督からの声。西川さんにも舞台に上がってもらう。泣きそうになる。ただただ、頭を下げるしかなくて、感謝。

 と、感慨にふけっている場合ではなく、お客さんが全員出られたら、こちらも慌しく翌日の段取り決めて退出。あっという間に初日終了。