川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ディジュを聴きながら

 アボリジニ演劇ワークショップ。背景でディジュ(イダキ)の音が流されているのが心地良い。帰ってからも、その流れで六界さんのCDを聴いてしまうと言う……で、自分の声に照れると言う流れ……(笑)

 一昨日のワークショップ2日目は、グループでの短い作品作り。アイデア出し合いながらの作業が楽しい。
 一緒だったお一人が関西出身で、共通項と言うか、共通する知り合いがある事が判明。ええ〜、とびっくり。こういう事もあるのですね。

 シンポジウム「オーストラリア演劇の現在」も興味深し。
 違いよりも共通項と言い話に、そうかなるほど。オーストラリアと日本の演劇状況の違いと共通項。教育の中にしっかりと取り入れられている事は、羨ましく思う。高校生から小学生にも広げたい、と言う話。うむ、日本だと、表現教育など、小学校ではちょっとずつ取り入れられているけれど、逆に、中学更に高校にはどうやって、と言う話だったよなぁ。

 でも、「日本人は…」と言う枕詞で語られるある傾向(コンプレックス)が、オーストラリアでもそうなのだと言うのは目から鱗。これは、共通項。

 いわゆる劇場を作るのではなく、劇場では無い場所を劇場にする、と言う話はゾクゾクする。ああ、それらを見るためにオーストラリアに行きたい!と思ったですよ。ちなみに、大阪でお世話になっているCafe Slow Osakaさんは、ジュース工場。

 日本とオーストラリアの演劇交流の話もありました。維新派がオーストラリア公演と聞いた時は、なんでオーストラリア?と思っていたけれど、この一連の話やワークショップの中で、そうか、と思ったのでした。親和性があるのだわ。

 違いではなく、共通項。ものごとには、必ず、いい面と悪い面がある。心にメモするキーワード。

 さて、連休明けの22日は「演劇教育のカリキュラム」と言うお話を伺いますよ。これも、楽しみ。