川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

SPIRIT

 夜は、台風の状況を気にしつつ、渋谷に向かう。
 ……自転車並みのスピード、と言う天気予報を聞くたびに、自転車をキコキコ漕いでいる台風氏を妄想してしまうのはどうしたもんでしょう。

 毎月第1月曜日の言葉のオープンマイクSPIRITの会場、渋谷のRUBY ROOM。すぐ近くのモスで夕食。そろそろ行こうかなぁと腰を上げたら、空のバケツがひっくり返りました。おお〜と、雨宿る人々。と、すぐ近くのお店の店員さんが、傘の束を持って出てきて配ってました。外つ国の男性数名が、事態が呑み込めず、身振り手振りで説明されて、マジ?いいの?(って、言ってる表情だよな、あれは)と嬉しそうに傘をさして行かれました。いい景色。
 SPIRITのオープンマイクはエントリー順。いつもならオープン前から人が並んでいたりするのだが、さすがにこの天気では……誰か来ないかなぁとお店に入らずにウロウロしていたら、猫に遭遇。

 思わずカメラを向けて「撮ってもいい?」「いい顔だね」などとやっていたら、やってきたPSJ長老村田氏に不審者扱いされたっ。にゃ〜ん。

 さて、10ヶ月ぶりのSPIRITですわ。そう、10ヶ月ぶりだったんですよ〜。なんか、当たり前のようにそこに居て、当たり前のように受け入れられているのがありがたし。

 ゲストは、PoetrySlamデンマークのチャンピオン、Emil Nygardさん。言葉が通じなくても伝わる思い、感情。そう、大事なのは言葉での直接的な意味だけではない。言葉の音、リズム、表情、身体。すべてが詩を語る。よその国のチャンピオンのパフォーマンスを直接感じたことで、改めて、ワールドカップに出たいと言う思いが高まる。同じステージで言葉を発したいと思う。来年のワールドカップに向けての大阪大会は残念ながら敗退してしまったので、次のチャンスまで少し時間があく。それまでに、しっかり腕を磨くべし。

 そうそう、SPIRITにて、かとうゆか嬢にも再会。彼女のやっているグリーンサインプロジェクト と言うのがある。アートプロジェクトと言えばいいのかな。


 
「布に描いた樹の葉っぱ1枚1枚に、
私が出会った生きている人間達のサインを集めています。
サインをくださる方は、お問い合わせください。
対価として肩もみサービスもしてます。」かとうゆかtwitterより。
 はい、私もやって貰いました、肩もみ。あ、彼女は整体師さんでもありますの。サインしてきました。「○○さんの名前がある〜」とか、「私、ここに書いてるの」とかで盛り上がれるのが良いな。

 
 と言うことで、何それ?じゃあ僕も、と加わるデンマークチャンピオン。その身長差に、椅子に乗って肩もみをするかとうゆか嬢の図。