「イチゴの季節です!」と言うポップに「嘘つき~」と内心突っ込んでしまう。
イチゴは冬の季語になってしまうのだろうか。
大好きだった絵本『いちごばたけの小さなおばあさん』を思い出す。
さて、昨日はアイホールにて世界演劇講座でした。今期のテーマはアングラ。今月は「言語と肉体」。もう、ね、佐藤信さんの話とか出てくると、身体が前のめりだわ。
毎回、関連映像を見せていただくのだけれど、今回は舞踏の土方巽さんや麿赤兒さんが登場。なんだ、今朝ZULUさんが夢に出てきたのはそう言うことか、などと思ったり。
そして、もうひとつ。黒テントの公演ビデオ。いや70年代の舞台の映像って貴重でしょう。佐藤信さんの『阿部定の犬』。斎藤晴彦さんの若いこと。お声でそうだよな、と思いつつも一瞬判りませなんだ。ああ、どこかに桐谷夏子さんもいらしたんだろうなぁ。そして、新井純さんの美しさ。古いビデオでざらつく映像でも伝わるミューズ感と、クリアに響く声。
言葉を聴かせる力、それを支える身体の力。自分のやるべきことを考えるのでありました。
私が黒テントにお世話になったのは90年代。作業場の空気をふと思い出す。あそこで、科学館での子供向けワークショップの代行させて貰ったこととか、今に繋がってるよなぁ。