今日も、お話の国。
この時期だからこその作品も一つ入れたいと思っていたので。
長谷川義史さんの絵本『ぼくがラーメンたべてるとき』。
直接、戦争や平和と言う言葉は出てこない。本当は、ひとりでじっくり読みながら色んな事を考えるのがいいんだろうなと思いつつ。
お盆時期で少ないとはいえ約40人。理解度が異なる1~4年生。なので、かつて大きな戦争があったこと、子供たちの暮らすこの地域も空襲にあっていることなどを話してから、少しずつ、補足の説明や問いかけを入れて、絵を見せながら1ページを数回繰り返しながら、読む。語りかける。
どこまで届いたかな。ストレートに届いた子もいれば、よく判らなかった子もいたのだろうと思う。それでも、どこかに残ってくれればと思う。子供たちに向けての行為は、種まき。今すぐ目に見える結果だけを求めるのではなく。