ホテルのモーニングは、お粥又はパン・・・ごめん、お粥もパンも食べた。ごちそうさま〜。
お天気はいいが・・・いろいろ考えた末、戸隠はまたの機会に。須坂の臥竜公園の桜が見頃と言うことなので、出掛けることに。
駅のロッカーに荷物を預け、長野電鉄に乗る。30分ほどで須坂到着。こう言う感じで一人旅は久しぶりだなぁ。
駅前は、ちょっと閑散としていて拍子抜け。え〜っと、蔵のある町並みは、どっちだ〜?地図を広げ、道を確認。よし、こっちだ。
と言うことで、ようやっと蔵が見えてくる。観光マップを見ながら、ここは、スタンダードな道を行ってみよう。気になる横道は、帰りのお楽しみ。
まずは、「須坂クラシック美術館」。古民芸コレクションが展示されている。「絵封筒 モダン着物展」と言うのをやっていて、なかなか好みの展示。大正から昭和初期の着物のデザインは、ほんまに、洒落てます。絵封筒もそれに共通する。土蔵と主屋の座敷をウロウロしたりくつろいだり。
奥座敷のガラス戸が心地良い。しかし、写真に撮るのは難しいなぁ。なかなか思った感じには撮れないわ。・・・と思ったら、ショップに、ちゃんと写真の絵葉書があったわさ。ははは・・・
階段には、小さな鯉の埋木。傷隠しらしい。木目に合わせて鯉の滝登りにしてあるのだそうな。小さな遊び心。小さくて、これも写真に撮るのがなかなか難しい。
ちなみに、アンケートボックスは、小さな蔵の形になっておりました。こう言う感覚、好きだな。
美術館を出て、ゆるゆると、蔵の街を歩く。
笠鉾会館で須坂祇園祭で使われる笠鉾を見学したり、民家の前の石の蛙に立ち止まったりしながら、歩く。
次は、田中本家博物館へ。豪商田中本家のお屋敷。時節柄、五月人形の展示。11代目当主は81年ぶりの男児だったそうで、その祝いっぷりが展示されている。
鯉のぼりが、風の中を泳ぐものではなく、滝を登る、幟、であることを再認識。ふむ。
四季折々楽しめるようになっているお庭では、やはり、桜。お花見お花見。
ショップで美味しそうなお菓子に出会う。今買うと荷物だなぁ。と思ったら、ショップだけ入る、と言うのは可能だと言うことなので、帰りにもう一度寄る事にする。
表に出ると、向かいにお店があるぞ。おやきがあるわ〜。お腹すいたし、お邪魔します。
ん?くるみのおやき?これは初めて見ました。これ下さい!
「お茶もあるから座ってどうぞ」
しいたけ茶。黒胡椒のパンチが効いていて、ちょっと冷えてきていた身体に、しみるぅ〜。
くるみのおやき、おすすめです。是非是非どうぞ。
さぁ、パワー注入!もうひと歩き。臥竜公園へ向かいます。