3-triに到着。死紺亭柳竹さんと大島氏が語らっている。
さくっとリハに入る。どうにも声も気持ちもテンションがずれている気がするので、外郎売で調整。マイクを通しての外郎売も、なかなか楽しいものでございます。詩は、全部を読むのではなく、気になっているところを抜きながら、読んで行く。ふむふむ。
他の方々も次々と到着。あ、約一名は、・・・。
お客さんは、ぼちぼちとやって来る。そして、開演。
記念すべき、Poe-Tri2周年。
・・・このメンバー、怖いわぁ。もう、楽しくて、そして嫉妬して、口惜しくて、羨ましくて、歯噛みして。
あぁ、自分は何をする?何が出来る?
柳竹さんのリーディングに、もっとスパイス効かせなきゃと思い、
服部剛さんのリーディングに、もっとしっとり読めるようになりたいなぁと思い、
猫道さんのリーディングに、もっとパワフルにチャレンジャーでなくっちゃと思い、
ZULUさんのリーディングに、その包み込むようなたたずまいが欲しいと思い・・・。
いや、ここで休憩タイムに入っていて、お客様と喋ったりしているのだが、内心、相当焦ってました。と言って今更、何か出来るわけでもなく。どうするのよ、私。
それでも、猫道さんの「それぞれの色」と言う言葉を自分の中で繰り返し、自分を鼓舞する。そう、私は私の色。ここに呼んでもらった、誰でもない私、の言葉を楽しんで貰うために、ここに居るのだ。
後半が始まる。
あしゅりんさん登場。虫特集。うはは、「蟻たいちょ〜」(by GOKU)だ。おかげで、気持ちが落ち着いたよ。
さて、私の番だ。導入の喋りは考えていたのだが、あしゅりんさんのを聴いて、それを受けての喋りに変更する。予定変更は、ささやかなチャレンジだ。
詠んだのは、『2004年の動物達へ〜鳥の悲劇、猿の喜劇』これは、鳥インフルや狂牛病の騒ぎのときに作ったもの。鎮魂の思いを込めて『牛の惨劇』と言うくだりを加える。で、『桃の話』『まりも・まんだら・まんだらけ』『西の根あるいは根っこの話』
でもって、今回一番の最大のチャレンジは、この後。
「ありがとうございました。」
と挨拶をして、一呼吸。大島氏が立ちかけた所で、
「では、最後の一人をお呼びしたいと思います。ある人は、彼を侍ポエマーと呼びました。・・・」
そう、大島氏の呼び出しMC。いつも、彼に呼んでもらって、さりげなくハードル上げてプレッシャー与えるようなMCを入れられているのでね、いっぺんやってみたかったのだ。いやぁ、もう、これが出来た事で、私は満足だ。ふはははは。
大島氏は、他の詩人の作品のカバー。しかも、女性の作品。うむむ、新鮮でしたわ。
と言うことで、なんだかあっと言う間に時間が過ぎていきました。良い時間でした。
3-triの皆様、出演者の皆様、大島様、そして何より、来て下さったお客様、ありがとうございました。今後も、精進してまいります。