川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

王子様

 こっくりさん的遊び……占いと言うべきか?が子供たちの間で流行っております。

 私のこっくりさん初体験は、小学生の時、お習字の先生の家の庭先。上級生がやっているのを横から見ていて、恐くて途中から離れたっけ。よりによって、雨の日。恐い恐い。見てただけなのに、「途中で離れたから、むっちゃんとこに行くかも」とか脅かされるし……。

 で、まぁ、こっくりさん類似ので「星の王子様」と言うのがあるそうな。

「ねぇねぇ、むー、星の王子様知ってる?出来る?」

「うんにゃ。お話の『星の王子さま』なら知ってるけど」と言うと、「は?何それ?」
 ……それも知らずに、あんたら、誰に話し掛けて占ってるのん?

 ま、こちらは、もろにアニメ世代。♪頭の真上に星が〜ある〜 あれが〜あれがぼ〜くの星だよ ♪

 茨木市にはプチプランスってケーキ屋さんがあるんだぞ〜。
 ユーロ以前のフランスの紙幣には星の王子さまが描かれてたんだぞ〜。
 我が家のペアマグカップはお祝いにいただいた星の王子さま柄だぞ〜(同じくお祝いの雨田光弘さんの音楽モチーフマグは、一個割れちまった…)。

 そう言えば、新訳は読んでないなぁ。

 しかし、いまだに思い出すのは、某芝居。あれは、立身出世劇場の関さんだったと思うのだけど、男のもとに、星の王子様らしいのがあらわれて、
「ねえ、羊を描いて」
 男がスケッチブックになにやら描く。笑顔の王子様。
「やった〜!高級ラム肉だね。ぼく大好きなんだ!」