川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

もどかしさ


 テーマである「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」のもとになる、ブラッドベリの『華氏451度』が、鏡文字になって大量に。
 バーミヤンの遺跡の石を使って、大戦中にイギリス軍の爆撃で燃えたドイツの図書館の蔵書をかたどった作品がこの近くに展示されていましたた。胸に刺さって、それだけに、写真が撮れませんでした。


 世界でたった一冊の本「Moe Nai KoTo Ba」。
 実際に読む事が出来るのだが、なんせ並んでいる。ひとり2分くらいで……って、気持ちが焦るし、なんだか見た気になれなかったのが残念。これ、最終日には「消滅パフォーマンス」で燃やされてるはずで、うん、もう、この世に無いんだな。もう、二度と出会えない本。


 
 つかむ手は、何だか気になります。学童でしょっちゅう、ロープのぼり(マイム)をやらされてるからかなぁ。


 これは、フィリップ・ジャンティを思い出しません?


 舞台と言う意味では、こちら。舞台で使われた面と衣装を、残された白黒写真から再現したもの。白黒のままで再現。この前に立つと、自分が白黒の世界にいるような気分になる。


 座れない椅子たち。


 大ガラス……これだけだと大きさが判りませんね……かなり大きいです。