川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

天川日記〜四日目・最終形

 最終的な形態が発表される。おお〜、そうなりますか。
 もともとの戯曲よりも役者の数が多い。それをどう使うか。多いことをプラスと捉え、そのことで出来ることを考える演出。
 と言うことで、コロス、仮面と言う方向が発表される。なるほど、と思う。いや、なんか、ドッペルゲンガーだなこれ。面白い。
 仮面をつける行為は、嫌いじゃない。着ぐるみもそうなんだけれど、すっと、役の中に入っていける感覚があるのだ。
 と言うことで、最終形とキャスティングが決まり、衣装決め。事前に想定されていて持ち込んだものなどを並べて、あれこれ着てみる。
 浴衣が三名。この三名が、自分で着られないと判明。え〜っと、これは……。3月の森本薫作品の公演に続いて、ひと様に着付けをすることに。着付けの本、持ってきたの正解。

 衣装も決まり、田辺さんは土曜に京都でのお仕事があるため下山。MMSTの方が車で送りに行くため、人数の減った食卓。ぎゅうぎゅう詰めでないのが、なんだか物足りないねと笑うひととき。
 田辺さん、出稼ぎに行ったお父ちゃん設定になってしまいました(笑)。


 朝、顔を洗いに出てふと下の道を見ると、あらお散歩?あ、あれ?ごめん、せっかく手を振ってくれたのに、なんかピントが……この日撮った写真は、これ以外はすべて、虫でした。古民家生活堪能中。