川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

〇〇と言えば

 

秋と言えば

「秋と言えば?」「葉っぱ」「紅葉とか落ち葉とか言えよ~」
 わきゃわきゃ会話しながら自転車の少年たちが行く。
♪真っ赤だな~、真っ赤だな~♪と歌いだす。やがて……
♪まっ茶だな~、まっ茶だな~、抹茶は苦くてまっちゃだな~♪
 頭の中で茶色と緑色がぐるぐるしましたわ。
 
 さて、いつも買っている洗剤、いつも買っている重曹1キロあるいは2キロの袋、ハナノアの液。
 近所のドラッグストアで買っていた基本のものが、消えた……マツモトキヨシ化で、消えた……。いや、まじで困るんですけど。特に洗剤と重曹。洗剤はアトピーのこともあり、ミヨシの液体のせっけん洗剤。これが近隣で売ってるのがここだけだった。重曹は掃除用でもあるけれど、炭酸水作ったりなんだりで、食用にもなるのでないと困るのだが、どういうわけか駅周辺のお店で売ってるのは食品不可のばっかり。これ、かなり困ってる。
 もう、ここで買い物をする意味が見えないじゃないか。電子マネー、チャージしてるけど、あきらかに使用頻度が下がっておる。
 

百人一首と言えば

高田馬場で開催されている劇的読書会にリモート参加。
百人一首」の最後の回。各自、私の一首を選んでくるようにと言われていて、人生で最初に覚えた一首にしようかとも思ったのだけれど、新たな思いで読み直し。学童で子供たちと百人一首坊主めくりをやる方が多いけど)をやる時にも気になった一首に。
♪天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ♪
にしました。
それにしても、迷った一首
♪天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも♪
を選んでいる人が2名いたことに、おお人気者じゃないかと思ったり。
 正直なところを言えば、技巧が見えすぎる平安朝のものより、万葉集の方が好きなんですが。
 でも、今月のNHK百分de名著「伊勢物語」は、ちと気になってしまった。
 学校で習ったときには教科書の中だけの世界だったものが、大人になって改めて学ぶと、1000年の時を超えて、人の息遣いを感じるのも面白い。
 百人一首を選ぶのに、定家は悩んだろうなぁ。悩んで外した歌人や句もあったんだろうな、と想像するのも楽し。