観劇はしご。アゴラのあとは、新宿の花伝舎へ。
ドラマ・リーディング『空の村号』
震災後の演劇を考える児童・青少年演劇。
酪農家の息子、小学5年生の空君の楽しい、楽しい事が当たり前の日常(男子ってほんま、……あ〜、学童の子達と重なります)。
それが、地震と原発事故で変わって行く。原発から40キロの村。
答えの出ない問いが繰り返され、突き付けられる。痛くて苦しくて、だけど見上げた空は美しくて。空君は素敵に可笑しくて笑わせてくれて。
たくさんの人に、観てもらいたい作品だと思う。世代だったり立場だったり、何かしら自分や家族と重ねて想像する事が出来るはず。遠い所の人、遠い事になってしまっている人に観てもらいたい。そんな風に思ったのでした。
あ、こちらも生演奏。ピアノ。地震の音が生々しく迫って来て、ゾクッとしました。