川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

裏参道

穏やかランチ 裏参道フェス 撮られる 散策 穏やかランチ ケイコちゃん宅でゆっくり過ごさせて貰う午前。美味しい干し柿もいただきました。 稽古は夜なので午後をどう過ごすか。観たいものも色々あったのだが、がっつり2時間以上のものを観る余裕が無さそうだ…

『民衆の敵』

年の瀬に、重いの見てきました。森ノ宮ピロティにて、『民衆の敵』観劇。イプセンの作品。 百年前の作品とはとても思えない。今、現在も起きていること。重い。どうしたって原発事故が重なる。 数の暴力。正義とはなにか。けれど、現在だと、「少数が正義」…

清流劇場『メデイア』

この先、しばらく観劇の時間が取れなさそうな中での追い込み観劇の締め。 清流劇場『メデイア』。 もうね、色々、凄かったです。休憩込みの2時間半、客をひきつけ続ける林英世さんのメデイア。 あの凄惨な復讐、子殺しに至る思いが、凄まじい痛みで伝わって…

第2劇場『猿の衛星』

まぁ、古巣については書きにくい。厳しめに見てしまうしな。 同じタイトルでの2本立て(猿とさると言う表記の違いあり)。 前座呼ばわりされているが、ロートル中心、音間哲の作・演出『猿の衛星』。お笑いを学びに来た宇宙人と冴えない芸人のドタバタ。ま…

超人予備校『ねこすもす』

これは、猫好きにはたまらないだろうなぁ。猫と語れるあの世界に行きたくなる。「こっちの世界」と「あっちの世界」。 こっちがあっちであっちがこっちの下りが、なんだかツボ。色んな出来事が、ちゃんと繋がって行って、回収されて行く心地良さ。言葉の混ぜ…

楽園王

大山の商店街は賑わっていて、歩くだけで楽しい。 サブテレニアンに初めて来たのは、J-tanフェスの打ち合わせ。楽園王の稽古に、楽園王の楽屋。気が付けば通い慣れた道。 てことで、楽園王『銀河鉄道の夜』千秋楽観劇。 『雨ニモマケズ』を、「雨ニモマケズ…

『オリンピアの夢』

いいむろなおきマイムカンパニー『オリンピアの夢』を観てきた。 開演すると、客席通路に佇むいいむろさん。迷い込んだのは、誰の夢だったのか、夢見たのは過去か未来か。 古代オリンピアの祭典と近代オリンピックのイメージが重なったり離れたりしながら紡…

観劇後

いいむろなおきマイムカンパニーの公演を観に行って帰って来た曽根駅前ですれ違った女性二人の会話からそのうちの一人が明日いいむろなおきマイムカンパニーを観に行くことが判った。思わず声を掛けそうになったぜ。 いいむろなおきマイムカンパニー公演にて…

もしイタ

もしイタ観てきました。本家本元の青森中央高校演劇部による『もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』 開演前の舞台上には既に役者たちがいて、喋ったりアップしたり。そして舞台奥には、彼らが公演を行った被災地の様子が…

楽市楽座

十三での学童仕事が終わり、そのまま楽市楽座の公演『赤いクツ』へ。 見たい見たいと思いつつ、タイミングが合わずに見逃していたのだけれど、いやぁ、ここでされますか。バイト終わりで行ける〜と喜んでいたのでありました。 ゲストバンドで、音太小屋の哲…

はしご

昼は、なんばで「あみゅーず・とらいあんぐる」さんの朗読劇、夜は、上海太郎さんと清水きよし先生のパントマイム公演『掟破り』。 なんだこの両極端なハシゴは。にしても、上海さんにいじられてる清水先生の楽しそうなこと。 締めは、古巣2劇の稽古終わり…

家族って

トリコ・A『私の家族』@ウイングフィールドを観劇したのは土曜日。 いやぁ、もう、怖い芝居でした。観ている間ずっと「逃げて、逃げて」と心がぎゅ〜っとなる。尼崎で起きた事件がベースになっている。そう言うところにはまりこまなさそうに見えるカヤちゃ…

建礼門院

長楽寺は、平家の生き残り、建礼門院(清盛の娘、安徳帝の母)が髪をおろしたお寺。 そんな平家ゆかりのお寺で行われる、女優、千賀ゆう子さんの平家語り『建礼門院』。 もう、ねぇ、去年も拝見したのですが、この人の愛らしい声はどこから出るんだろう。壇…

GOMAさん

ディジュリドゥのGOMAさんの個展へ。最終日夕方滑り込みっ。 撮影オッケーな作品がありました。……って、なんでカメラの充電が切れてるんだ……。 てことで、携帯で。 六界さんちに行くのはどの絵なのかしら?などと思いつつ。 CDにサインをいただいて、温かく…

おばちゃんず

ちょっと昨日は飲みすぎたかな。 とは言え、起きて動き出せばなんとかなるもの。洗濯物を洗濯機に放り込み、今日の動きを考える。昼公演か夜公演か。 てことで…… まずは中崎町はコモンカフェへ。おばちゃんず「ファム・ファタール!」。 righteye | 記事ペー…

シネ・リーブルにて

映画『エンドレス・ポエトリー』観てきた。 ああ、なんだろ。むずむずして、そわそわして。今すぐ走り出して、舞台に上がりたい。そんな衝動に駆られる。

子供の事情

ここしばらく芝居を観に行けていない。 なので、録画してあった三谷の「子供の事情」を観る。あ〜、なんだこの、小学4年生達は。上手いなぁ。 キャスティングから何からが、ぴたっとはまっていく感じが心地よい。子どもの残酷さと一生懸命さ。学童で働いて…

決めること

昨日は、清流劇場『メアリー・ステュアート』@伊丹アイホール、観劇。『メアリー・ステュアート Maria Stuart』 | Seiryu Theater 清流劇場 良かった。ほんまに良かったです。 重厚な、2時間超えの芝居があっと言う間。 裁くのは法か国民か。決定しているのは…

マハーバーラタ

旅の最終日。大阪に帰る前に、歌舞伎座へ。 新作歌舞伎「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」 脚本:青木豪 演出:宮城總 自分のコンディションがどうなっているか判らなかったのでチケットは取らずにいた。 と言うことで、幕見席を取るために、売り出し開始の…

コープスの「キャンプしましょう、おひめさま」

さて、3本目は、前に見損ねた「キャンプしましょう、おひめさま」 だんだん陽が落ちて行くなかで、マエストロ登場。木を刈り込んだり、草を刈ったり。この草刈り機、懐かしいわぁ。 テントの色が、鮮やか。この色が、日没とともに、ライトを受けていい色に…

コープスの「スワンレイクシンドローム」

いやぁ、良かった。 「ひつじ」を含めて3本観られるって、なにこれ、とっても贅沢じゃありませんこと? と言うことで、「ひつじ」が終わり、30分程すると、新作「スワンレイクシンドローム」上演。今度は、ブルーシートの上に座って。 パンフレット配りを…

コープスの「ひつじ」@淀川河川公園

カナダの劇団コープスさんを観に、淀川河川公園へ。 なんと、3作品が一気に見られる。 まずは、前に東京芸術劇場の地下広場で観た「ひつじ」。うふふ、この、布で作られた羊のフンがコロコロしてるのが、好き。 ああ、やっぱり、明日の千里中央じゃなく、こ…

『財産没収』

アトリエ劇研にて、山口茜さん演出の、サファリP『財産没収』を観る。 2015年の利賀のコンクールで優秀演出家賞だった作品。日程の関係で見られなかったから(長堀グループが利賀を去る日に、利賀入り)、ずっと気になっていたのだ。 テネシー・ウイリアムズ…

アラーキー

写真美術館にて、「荒木経惟 センチメンタルな 旅 1971– 2017–」展を観る。 十数年前に参加させていただいた「大阪の顔1000人」での出会いは、今も鮮明。記念品のニャラーキーストラップは、カメラにぶら下がっていてすっかりボロボロですが…… 会場は撮影オ…

明和電機

ワークショップ一日目が終わり、夜は有楽町へ。無印良品へ。 『無印良品と明和電機をくらべた展』を見てきました。撮影オッケーだったので、ありがたく。 これ、好きだな。 無印の腕時計は、駅の時計を模したもの。このすっきりした感じが素敵。 明和電機の…

ホフマン物語

WOWOWでメトロポリタンオペラの「ホフマン物語」をやっていた。ちょっとだけのつもりが、楽しくって最後まで見てしまったわ。なんともチャーミングな舞台でした。 自動人形のシーンは、映画メトロポリスの世界を思い起こさせる雰囲気。小道具の目玉が、…

ボラボラさん初日拝見

月曜日に観た三好大貴プロデュースBuilding「水の泡」がアラサーのしんどさの物語なら、今日観たボラボラ「お酢をのんだけど、やわらかくならなかった」は、アラフォー女の開き直っていく物語。 それを観ている自分はアラフィフであることに気付いて、軽くシ…

「水の泡」@北加賀屋

月曜日は〈三好大貴プロデュースBuilding〉「水の泡」千秋楽を見てきました。 若い人たちが、自分たちの世代の苦しさとか痛さとか苛立ちとかを、これでもか、と提示してくる。でも、息苦しいだけではなくて、そこにささやかな風のようなシーンがあって、それ…

いいむろなおきマイムカンパニー「butterfly effect」

心斎橋から伊丹へ移動。 夜はAIホールでいいむろなおきマイムカンパニー「butterfly effect」。 ああ、この空間で観る幸せ。ソロではなくカンパニーとしてやる面白さは、やっぱり、これぐらいの空間が欲しい。アゴラは、ちょっと狭いんだな、と思う。 ちょっ…

下鴨車窓「渇いた蜃気楼」

本日は、二本立て観劇。 まず、お昼は、ウイングで下鴨車窓「渇いた蜃気楼」ぎゅっと集中して観る台詞芝居。8月末に参加する天川村での集中創作との関係で、観ておきたかったのだ。 3人の役者で作る濃密な時間・空間。窓を開け、扉を開けても風は通らず、閉…